【比較試乗】スズキ新型ハスラー NA/ターボの走りは? 内装/安全装備を評価 

2020.02.07

ハーテクトと電動化

搭載される新開発のR06D型エンジンは、ストレスなくハスラーを加速していく。中速域でエンジンノイズが高まる領域があるのはやや気になるが、パワーフィールは悪くはない。

マイルドハイブリッドが効果を発揮する領域が、より高速域まで拡大(従来型約85km/h→新型約100km/h)されたことなどで、さらにスポーティでストレスを感じなくなったのだ。

ハスラー・ハイブリッドX(FWD/NA)
ハスラー・ハイブリッドX(FWD/NA)

乗り心地にも十分な落ち着きがある。今回のシチュエーションは、ほぼこの新型ハスラーにとっては最大に近いウエイトを負担してのものということになるのだろうが、新開発されたプラットフォームや、ボディ全体の剛性を大幅に高めたことで、上質感を得ることができたのが理由としては大きいようだ。

静粛性も軽自動車の中では魅力的なように思う。

試乗:四駆のターボ

続いて試乗した「ハイブリッドXターボ(写真青)」は、さらにスポーティな印象を感じさせてくれるモデルだった。

パワーユニットの最高出力は64ps。これだけのパワーがあれば、高速道路などでその流れをリードして走ることも難しくはない。直進安定性はもちろん十分に満足できる域にあるが、残念ながらそのデザインが影響しているのだろう、試乗当日に吹いていた横風にはやや弱いという印象だった。

ハスラー・ハイブリッドXターボ
ハスラー・ハイブリッドXターボ

ステアリングはノンターボモデルと同様にとても自然で、そこからロールが発生して再び収束する一連の流れにも、不自然さや怖さを感じることはない。フロントガラス幅の拡大やリアクォーターガラスの追加によって前後左右の視界が広がったことも、ワインディングロードなどではドライバーには大きな魅力となるだろう。

そしてターボ車といえば、やはりスズキ・セーフティ・サポートの実力をチェックしなければならないわけだが、こちらもその核となるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の制御は、前走車の追従に関しては、どのようなシチュエーションでも十分に満足できるものだった。

ただし車線逸脱抑制については、やはりまだ今後の熟成が必要というのが正直な感想。さらなる進化に期待したい。

 
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