【ザガートのボデイにクライスラーのV8】ブリストル412コンバーチブル 前編

公開 : 2020.03.07 07:50  更新 : 2020.12.08 10:55

クライスラー製の6.6L V8エンジン

折りたたみ式のリアフードと、ボディと一体のロールバー、タルガトップ・スタイルの取り外し可能なルーフは、ベータ・スパイダーと共通するコンセプト。グラスファイバー製のルーフパネルは、荷室に収納できる。

シリーズ1では、ドアを開く際にハンドルを引くと窓ガラスがわずかに下がる、サッシレス・ドアを採用。一般的な量産モデルには、1990年代以降に採用された先進の機能だった。シリーズ2には取外し可能なハードトップが採用され、全天候型のグランドツアラーとすることもできた。

ブリストル412コンバーチブル
ブリストル412コンバーチブル

長いボンネットにはパワーは非公開となっていた、クライスラー製のFシリーズ・エンジンが収まる。排気量は6556ccで、基本的に手は加えられていなかったが、カムと点火タイミングはブリストルによって調整を受けている。

V8エンジンは、トルクフライト社のオートマティックとセットで100基単位で輸入。トランスミッションもブリストルによってキックダウンの調整を受け、アルミニウム製の2ドアボディと結合。車重は1715kgに仕上がった。

412シリーズ2は、顧客の要望を取り入れながら1978年に登場。ドアは通常のサッシ付きとなり、V8エンジンの排気量はわずかに小さい、5.9Lとなっている。

シリーズ2では、V8エンジンは燃費をわずかに向上させ、クルーズコントロールも採用。オプションでLPG(液化石油ガス)にも対応していた。多くの412と同様に、今回の白いS2もジャガー製のスチールホイールに眩しいホイールキャップを履いている。

続きは後編にて。

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