【なぜ?】日本のキャンピングカーからトイレとシャワーが消えた理由 背景に利便性/性能

公開 : 2020.03.01 09:50

シャワーに関心がない、もう1つの理由

しかし、実はシャワーに関心がない理由は、緊急性がない、日帰り温泉に行くので不要などの他にもう1つ重要な理由がある。

それは、「ホントに使えるキャンピングカー用シャワーが少ない」ということだ。

キャンピングカーに設置されるトイレ/シャワー。
キャンピングカーに設置されるトイレ/シャワー。

これまで3台のキャンピングカーを乗り継いできた、キャンピングカー歴30年のKさんは以下のように分析する。

「最初から装備されるシャワー設備があまりにも貧弱(水圧が低い、湯量が十分ではない、温めるのに時間がかかる,清水タンクへの給水がやりにくい他)、で、これを使ったオーナーが、このレベルでは到底実用には向かないとシャワーを使わなくなるのです」

「そして次回買い替えるときには『シャワー無しでいい』とシャワーへの関心度が低くなっていくんですね」

「ですが、使えるシャワーなら絶対備えるべきです。行楽シーズンは日帰り温泉施設も大混雑で、サイズの大きなキャンピングカーは駐車するのも大変」

「また、泥だらけになったアウトドアグッズの汚れや大きな鍋を洗うのにも使えます」

ちなみにKさんは現在キャブコン(キャブオーバーコンバージョン)を所有しており、「電気のない場所でも水→お湯がすぐにできて、たっぷり(100L前後)使えることから、ポータブルのガスボイラーでお湯を作ってシャワーを使用しているとのこと。

トイレとシャワー。キャンピングカーの利用頻度や日程、人数などによって設置の有無から考えるのが良さそうだ。