【アフリカの悪路を3日間】ランドローバー・ディフェンダー110 Sへ試乗 前編

2020.03.28

古いディフェンダーの雰囲気を残す車内

追って登場するベースモデルには、コイルスプリングが標準装備。初期のクルマ、試乗した110シリーズと間もなく登場する90シリーズには、エアスプリングが採用される。ディフェンダーの秀でた能力を支える、数多くの技術の1つだ。

運転席に座る。目前に広がるインテリアは、古いディフェンダーの雰囲気も残す。フラットなパネルがダッシュボードに大きく伸び、両サイドにはグラブハンドルが付いている。

ランドローバー・ディフェンダー110 S(英国仕様)
ランドローバー・ディフェンダー110 S(英国仕様)

小さなメーターパネルに計器類が並ぶ。ステアリングホイールが大きく、ドライビングポジションは高い。ゆったりしたシートと、視界に優れる点は新しい。クルマの見切りもわかりやすい。ドアミラーも大きい。

初代ディフェンダーはフォード・フィエスタ並みに狭く、フォード・フォーカス並みの短さだった。新しいディフェンダー110は、ミラーも含めた全幅で2105mm、スペアタイヤも含めた全長は5018mmもある。

ランドローバーのモデルの中でホイールベースは最も長く、3022mm。ディフェンダー90は、全長とホイールベースがそれぞれ500mm短い。

「この信号機を過ぎたら、今後3日間は舗装路を走れません」 助手席から教えてくれた。ディフェンダーの実力を確かめるため、相当なオフロードをたっぷりと走り込んだ。

3日後、滑らかなアスファルトに出会った時は、雪の溶けた春の道を走るように気持ちよかった。独立懸架のモノコックだが、ブラチュティガムの話す通り、気やすくSUVと呼べるクルマではなかった。

この続き、ドライブ・インプレッションは後編にて。

 
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