【もったいなかった?】日産ラシーンとは、なんだったのか? 1994年 元祖クロスオーバーSUVの1台? 振り返る

公開 : 2020.08.06 05:50  更新 : 2020.09.03 16:26

スポーツグレード突如追加→終焉

モデル途中で何度か特別仕様車などを追加したラシーンだったが、突1997年の東京モーターショーに突如としてスポーティーグレードとなる「フォルザ」を登場させた。

これは、2LのSR20DE型エンジンを搭載し、専用の丸目4灯ヘッドライトを持つフロントマスクと、リアクォーターウインドウを廃し、スラントさせたリアゲート、そして3ナンバーサイズとなる大型オーバーフェンダーを備えたもの。

これは翌年98年にカタログモデルに追加されたが、もともとのラシーンのキャラクターとは離れてしまっていたからか人気グレードとはならず、2000年8月をもってラシーン自体の生産も終了することとなる。

結局ラシーンはおよそ6年のモデルライフで総生産台数は7万3千台弱と、年間1万台以上が出ていた計算となり、決して不人気車種というわけではなかった。

生産終了後もコアなファンを魅了し続け、現在でも専門店が存在するほどのラシーンではあるが、現在5代目が大ヒット中のRAV4に比べるといささか物足りなさを感じてしまう。

どちらかというとパオやBe-1といったパイクカーシリーズに近い成り立ちだったため、日産としても2代目を作る予定もなかったのかもしれない。

が、もしかしたらその名の通り日産の「羅針盤」となる可能性を秘めたモデルだっただけに、後継車種が登場しなかったのは、いささかもったいなかったように感じてしまうのだ。

 

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