【価格/グレード/燃費は?】ヤリス・クロス 発売日は8/31 新小型SUVのサイズ/内装/ハイブリッドを解説

公開 : 2020.08.31 00:01  更新 : 2021.02.02 10:28

ヤリス・クロス シャシー&パワートレイン

前述のように、ヤリス・クロスはヤリスと同様のコンパクトカー向けのTNGAプラットフォーム(GAーB)を採用している。

軽量かつ高剛性で低重心なボディを追求し、サスペンションの一新と合わせ、ヤリス・シリーズとしてのこだわりである軽快なハンドリング&上質な乗り心地を両立している。

ヤリス・クロスのプラットフォームとボディ(最低地上高は全車170mm)
ヤリス・クロスのプラットフォームとボディ(最低地上高は全車170mm)

パワーユニットは、1.5L 直3ガソリンのダイナミック・フォース・エンジンと、それにモーターを組み合わせたハイブリッドの2種を設定。

前者(ガソリン仕様)の最高出力は120ps、最大トルクは14.8kg-mを発生。後者(ハイブリッド仕様)の最高出力は91ps+80ps、最大トルクは12.1kg-m+14.4kg-mを発生する。

組み合わされるミッションは、前者はダイレクトシフトCVT、後者は電気式無段変速機となる。駆動方式は、いずれも2WD(FF)と4WD(ハイブリッドは電気式4WDのEフォー)を設定。

ガソリン車の4WDには、オフロードや滑りやすい路面における走破性の向上に寄与する、路面状況に応じた3つの走行支援モードを選択できる「マルチテレインセレクト」を採用。

Eフォー車には、アクセル操作に対するトルクを制御して、滑りやすい路面でのスムーズな発進に寄与するTRAIL(トレイル)モードを設定。また、いずれの4WD車にも、降坂時の車速を一定に保って安定走行に寄与する「ダウンヒルアシストコントロール」を装備。

WLTCモード燃費は、ハイブリッド仕様が27.8~30.8km/L(FF)、ガソリン仕様が18.8~20.2km/L(FF)となっている。

なおトヨタ測定値の最低地上高は全車170mmで、ヤリスのFF車(140~145mm)に比べて25~30mm高いことになる。

ヤリス・クロス 装備/グレード

ヤリス・クロスのグレード構成は、エントリーから順番に、ハイブリッド仕様が「ハイブリッドX」「ハイブリッドG」「ハイブリッドZ」という3種類。ガソリン仕様が「X Bパッケージ」「X」「G」「Z」という4種類。

「安全・安心」「快適・便利」な先進機能は、ヤリス同様に充実している。

ヤリス・クロス・ハイブリッドZ(OP装着車/2WD/内装色:ダークブラウン)
ヤリス・クロス・ハイブリッドZ(OP装着車/2WD/内装色:ダークブラウン)

最新の予防安全パッケージ「トヨタ・セーフティ・センス」を、X Bパッケージを除くグレードに標準装備。

プリクラッシュ・セーフティやレーダー・クルーズコントロール(全車速追従機能付き)、レーン・トレーシングアシストが備わるほか、最上位のZ系はメーカーOPでアダプティブ・ハイビームシステムを選択できる。

また、ステアリングだけでなく、アクセルやブレーキも制御する駐車運転支援「トヨタチームメイト(アドバンスパーク)」も、最上位グレードに設定。これは案内に従ったシフト操作のみで駐車ができ、しかも事前に駐車位置を登録しておけば白線のない駐車場でも使用できるというものだ。

快適装備は、運転席6ウェイ・パワーシート(最上位に標準)、運転席ターンチルトシート(最上位以外にメーカーOP)、ステアリングヒーターおよびシートヒーターなど、グレードによって用意。ハイブリッド車では、AC100V/1500WのアクセサリーコンセントもメーカーOPで設定している。

また、ディスプレイ・オーディオおよびDCM(データ・コミュニケーション・モジュール=車載通信機)は全車に標準装備し、スマートフォンと連携した機能により、利便性を向上して豊かなカーライフをサポートしてくれる。

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