【じっくり見たい】シトロエン・ベルランゴ 純正キャンプ・グッズ/BEWITHスピーカーキットも発売へ

公開 : 2020.09.08 05:50  更新 : 2023.01.23 13:38

シトロエン・ベルランゴの純正キャンプ・グッズ(サイドオーニング)が開発中。さらに、BEWITH(ビーウィズ)スピーカーキットも純正ディーラーOPで登場。車中泊からサイクリングまで、使用シーン別写真をご覧ください。

カタログモデル登場 おすすめはシャイン

text:Hajime Aida(会田肇)
photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

シトロエン(グループPSAジャパン)は、新型レジャーアクティビティビークル「ベルランゴ」のカタログモデルを8月26日に発表し、それを記念した展示イベントを27日より30日まで「ららぽーと豊洲(東京都江東区)」で開催した。

発表された「ベルランゴ」とは、シトロエンがお洒落さと高い実用性を、独自の世界観で表現した商用車ベースのMPVだ。

キャンプ/車内泊をテーマにしたベルランゴの使用イメージ
キャンプ/車内泊をテーマにしたベルランゴの使用イメージ

初代は1996年に誕生し、現行の3世代目は2018年のジュネーブショーでデビューした。フランスの商用車ベースMPVといえば、日本ではルノーカングー」が知られるが、こちらも日本車にない魅力で多くのファンを獲得している。

「ベルランゴ」も同じフランス生まれの個性派MPVとして誕生しているだけに、日本でも人気を集めることはデビューエディションが即完売した状況からも容易に想像できる。

「ららぽーと豊洲」では、ウッドデッキとセンターエントランスの2か所を使って、アウトドアスタイル、サイクリングスタイル、ペットスタイル、ガーデニングスタイルなど、ベルランゴのある週末をテーマとした展示を通して披露。「ベルランゴ」が持つ機能性や多様性はもちろん、広い室内空間や多彩な収納力などを実際に見て感じ取ることができる場となっていた。

「ベルランゴ」のカタログモデルのグレード構成は、ベースグレードとなる「フィール」と、「デビューエディション」に近い充実装備のメイングレード「シャイン」、特別仕様車「シャインXTRパック」の3タイプ。

「フィール」は最も安いが、「シャイン」に備えられるオートエアコン、マルチ・パノラマミックルーフ、アルミホイール、スマートフォン・ワイヤレスチャージング、完全独立式後席シートなどが省かれ、収納面でも見劣りがする。

26万円の差であればベストチョイスは「シャイン」となるだろう。

純正カーサイドタープ 発売予定

また会場では、純正アクセサリーの新製品として、PSAジャパンがオリジナルで企画したカーサイドタープも同時に出展。

このカーサイドタープは近日発売予定だそうで、独自のエアチューブ構造を採用したことで付属ポンプを使って空気を注入するだけで素早く完成できるという。

シトロエン日本法人が純正アクセサリーとして企画中のカーサイドタープ(発売予定)。
シトロエン日本法人が純正アクセサリーとして企画中のカーサイドタープ(発売予定)。

このタープの内部は家族や仲間同士がゆったりと過ごせそうなビッグな収容力を備えていた。

そして、この日はもう1つ見逃せないお披露目もあった。

それがハイエンド・カーオーディオを提供してきた「BEWITH(ビーウィズ)」が提供する「ベルランゴ」専用のプレミアムスピーカーキット「ビーウィズ・プラチナム・ボイス for ベルランゴ」だ。

すでに同社はシトロエン「C5エアクロスSUV」とプジョー「5008/3008」向けに同シリーズを販売しているが、今回のキットはその第2弾となる。

販売価格はフロントスピーカーの取付け工賃別で13万2000円。今年12月上旬より全国のシトロエン/プジョーディーラーより発売されることになっている。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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