【トヨタ・アイゴの兄弟車が廃止】プジョー・シトロエン、Aセグメント小型車から撤退 開発コスト理由

2020.10.20

サマリー

PSAグループが最小のAセグメントから撤退することが明らかになりました。排出ガス規制の厳格化と開発コストの上昇が理由となっているようです。シトロエンC1とプジョー108は、トヨタ・アイゴの兄弟車です。

欧州では小型車が続々撤退

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

PSAグループはシトロエンC1とプジョー108の生産を終了し、伝統的なシティカー(小型車)市場から撤退するという。

ロイター通信によると、PSAはフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)との合併に先立ち、Aセグメントのガソリン車市場から撤退することを決定したという。撤退時期は明らかにしていない。

シトロエンC1
シトロエンC1

排出ガス規制強化に対応するためのエンジンや排気浄化システムの開発費がかさむため、価値ある商品を提供することが難しくなっている。

フォードやヴォグゾールはすでに撤退しており、セアト・ミー、スコダ・シティゴ、フォルクスワーゲン・アップなど欧州で展開されている各モデルの将来も暗いように見える。

PSAはトヨタとの合弁会社の株式を既に売却している。C1と108は2005年からトヨタ・アイゴとプラットフォームを共有し、チェコで生産されている。

PSAは、最小モデルの将来についてコメントを避けたが、広報担当者は、欧州連合の排出ガス目標を達成しながら、顧客の小型車ニーズを満たすためには、「新鮮で破壊的なアイデアを反映させる」必要があるとしている。

シトロエンは最近、欧州の一部の国では運転免許がなくても16歳の子供が運転できる電動四輪車「アミ」を発売した。最高時速42km、航続距離は75kmだが、月19.99ユーロ(約2500円)でレンタルでき、6000ユーロ(74万円)で購入できる。

 

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