【グランドチェロキーも電動化】ジープ、本格的な電動化時代 ピュアEVも準備 米ジープ代表が明言
公開 : 2020.10.31 08:50 更新 : 2020.10.31 11:32
ジープ電動化モデル、続々登場予定
――欧州CO2規制などへの対応は?
マイルドハイブリッド車、レンジエクステンダー、EVなど様々な電動化の方法がある。
――電動化の車種や、いつまでにどの程度の電動化率といった具体的な数字は?
「詳細は申し上げられないが、(グローバルでは)すでに4モデルある」
「中国では2019年に『グランドコマンダー』を投入した。欧州では『レネゲート』と『コンパス』を」
「また、2020年末から2021年にかけて、『ラングラー』を北米から、欧州、中国へと広げる。日本でも需要あれば考慮したい」
「顧客からのニーズがあれば、(各仕向け地で)しっかりと電動化を実行していく。また、(完全なEVである)バッテリーEVの計画もある」
――グランドチェロキーの電動化はどうか? すでにデビュー10年以上経過しているが?
「電動化する。2020年にアメリカを皮切りに世界展開する新モデルに電動化バージョンも加わる」
――PSAとの合弁により、電動化を含めた開発に変化が生じるか?
「きのうプレス発表されているが、PSAとの合併は2021年第1四半期末に完了する」
「もちろん、シナジー効果はあり、ジープブランドにとって有益だが、現状ではこれ以上はお答えできない。来年にお話しする機会があれば……」
以上、世界で最もグリーンなSUV、ジープのこれからに期待したい。