第50回 SHCCミーティング at 大磯ロングビーチ

2013.12.1

クラシックカーのジムカーナの老舗、SHCCミーティングは、今回50回目を迎えた。

80年代後期の開催当初は、そのころ相模川の河口にあったカートコースで数戦開催したのち、御殿場の富士サーキット(カートコース)で2から3戦開催。90年初期から現在まで大磯ロングビーチで開催と、30年近い歴史を誇るイベントである。

今回も、エントリーは130台を数え、大盛況での開催となった。

参加資格は1969年までに生産されたクルマと同型車、またはそのレプリカで、日本車、輸入車、スポーツカーから大衆車まで様々なクラシックカーが参戦。今回はハイスピードのコースでスピンが多かったものの、皆楽しんでいたようだ。

夕刻からはパーティと表彰式が行われた。表彰式の後、初期からエントリーし続けてきた人たちや、スタッフの一人一人に、副会長の村山東氏より感謝の言葉とプレゼント、そして、エントラントからの温かく盛大な拍手が贈られた。

また、当日はサプライズゲストとして、Mr.ロータリーこと元マツダワークスドライバーの従野孝司氏と、当時のライバルだったプライベートチームPMC・S(プリンス モータリスト クラブ・スポーツ)の久保田洋史氏の2人が登場。従野氏はファミリアロータリークーペ、久保田氏はスカイラインGTRで、デモンストレーションランが行われたほか、F1マシン、ロータス88Bも登場し、50回に花を添えていた。

text&photo:Shunichi Uchida(内田俊一)

  • 往年のライバル、Mr.ロータリー従野孝司氏(左)とプライベートチームPMC・Sの久保田洋史氏(右)。

  • 久保田洋史氏の駆るスカイラインGTRの走りは現役そのもの。

  • Mr.ロータリーが当時を髣髴させる走りを見せる。

  • おっとっとを演じているヒルマン・インプ。

  • レディースクラスにエントリーしたフィアット850スポルト・スパイダー。やっとエンジンの修理が終ったとのこと。

  • お昼休みには寄付を集めに来てくれた子供たちを乗せての走行タイムも設けられた。

  • ロータス88B。いまのF1より若干低音が効いた排気音だ。

  • Cクラス1位のアルピーヌA110。Cクラス連覇を阻止。

  • Cクラス2位のフォードエスコートRS。今回のセッティングは若干テールハッピーだった模様。

  • ポルシェ914(914/6GT仕様)がジムカーナ1本目にトライ。

  • ポルシェ911タルガ。RRを巧みに操り、素晴らしい走りを見せていた。

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