【走り出し、すぐ体感】スズキ 新型ソリオ/バンディット試乗 どこが変わった? 荷室/内装/マイルドHVを評価

公開 : 2020.12.26 17:45  更新 : 2021.12.27 23:50

「買い」か?

試乗したソリオ・ハイブリッドMZは約203万円。ソリオ・バンディット・ハイブリッドMVは約201万円。

両車の基本装備の違いは右パワースライドドアがバンディットはOP設定になるくらいで、ともにナビ/周辺モニター以外の利便快適装備を備える。因みにナビ/周辺モニターのOP価格は約19万円だ。

シートアレンジのフルフラットモード。純正アクセサリーで車中泊用のリラックス・クッションも用意されている(2万5850円)。
シートアレンジのフルフラットモード。純正アクセサリーで車中泊用のリラックス・クッションも用意されている(2万5850円)。    池之平昌信

車格からすれば230万円近い投資は割高に思えるかもしれないが、タウン&レジャー用途でのコスパはトップクラス。

クルマ好きを唸らせるような魅力には欠くものの、生活と余暇を楽しむ道具としての完成度は高く、使って元を取るユーザーにはお勧めの一車だ。

新型ソリオ スペック

スズキ・ソリオ・ハイブリッドMZ

価格:202万2900円
全長:3790mm
全幅:1645mm
全高:1745mm
最高速度:-
0-100km/h加速:-
燃費(WLTC):19.6km/L
CO2排出量:118.5g/km
車両重量:1000kg
パワートレイン:直列4気筒1242cc+ISG
使用燃料:ガソリン
最高出力(エンジン):91ps/6000rpm
最大トルク(エンジン):12.0kg-m/4400rpm
最高出力(モーター):3.1ps/1000rpm
最大トルク(モーター):5.1kg-m/100rpm
ギアボックス:CVT
乗車定員:5名

助手席のヘッドレストを外し、座面下のボックスに収納。そのままシートバックを座面に向けて倒せば長尺物も飲みこむスペースが。
助手席のヘッドレストを外し、座面下のボックスに収納。そのままシートバックを座面に向けて倒せば長尺物も飲みこむスペースが。    池之平昌信

新型ソリオ・バンディット スペック

スズキ・ソリオ・バンディット・ハイブリッドMV

価格:200万2640円
全長:3790mm
全幅:1645mm
全高:1745mm
最高速度:-
0-100km/h加速:-
燃費(WLTC):19.6km/L
CO2排出量:118.5g/km
車両重量:1000kg
パワートレイン:直列4気筒1242cc+ISG
使用燃料:ガソリン
最高出力(エンジン):91ps/6000rpm
最大トルク(エンジン):12.0kg-m/4400rpm
最高出力(モーター):3.1ps/1000rpm
最大トルク(モーター):5.1kg-m/100rpm
ギアボックス:CVT
乗車定員:5名

スズキ・ソリオ・バンディット・ハイブリッドMV(スピーディーブルーメタリック ブラック2トーンルーフ)
スズキ・ソリオ・バンディット・ハイブリッドMV(スピーディーブルーメタリック ブラック2トーンルーフ)    池之平昌信

記事に関わった人々

  • 執筆

    川島茂夫

    Shigeo Kawashima

    1956年生まれ。子どものころから航空機を筆頭とした乗り物や機械好き。プラモデルからエンジン模型飛行機へと進み、その延長でスロットレーシングを軸にした交友関係から自動車専門誌業界へ。寄稿していた編集部の勧めもあって大学卒業と同時に自動車評論家として自立。「機械の中に刻み込まれたメッセージの解読こそ自動車評論の醍醐味だ!」と思っている。
  • 編集

    徳永徹

    Tetsu Tokunaga

    1975年生まれ。2013年にCLASSIC & SPORTS CAR日本版創刊号の製作に関わったあと、AUTOCAR JAPAN編集部に加わる。クルマ遊びは、新車購入よりも、格安中古車を手に入れ、パテ盛り、コンパウンド磨きで仕上げるのがモットー。ただし不器用。

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