【走りも楽しいファミリーサルーン】アルファ・ロメオ・ジュリア 英国版クラシック・ガイド 前編
公開 : 2021.01.17 07:25
英国で掘り出し物を発見
アルファ・ロメオ・ジュリア1600
登録:1967年 走行:14万5700km 価格:1万6750ユーロ(209万円)
下取り車ということで、専門ショップにしてはやや状態は良くない。オリジナルに強くこだわらないのなら、悪くない選択にはなるだろう。

車高は落とされ、トランペット・インテークの付いたツインウェーバーも載っていて、ロードレーサーの雰囲気でいっぱいだ。ここ2年間はオランダにあったが、以前はイタリアで過ごしていた。
ボディシェルの状態も良く、走りはかなりピンとしているとのこと。オリジナルのインテリアには少し手入れが必要だが、好ましい趣が漂っている。
アルファ・ロメオ・アルファ・ヌオーヴァ・スーパー1600
登録:1977年 走行:16万9100km 価格:1万9950ユーロ(249万円)
とてもシャープなルックスのスーパー1600。価格は高めながら、シルバーのボディにスチール製の穴開きホイール、低められた車高にイエローのヘッドライトで、ルックスは決まっている。
ブラックのインテリアは新品のように美しく、フロントシートはヘッドレスト付き。荷室の中も驚くほどきれいだ。距離は走っているが、ツインキャブレターの1570ccエンジンは見た目も良い。
中古車購入時の注意点などは後編にて。