【詳細データテスト】マツダMX-30 デザインや質感は上々 飛ばせば元気 市街地で真価を味わえず

公開 : 2021.03.20 20:25  更新 : 2021.03.27 05:14

購入と維持 ★★★★★☆☆☆☆☆

テスト車はトップグレードのGTスポーツテックで、3000ポンド(約42万円)の助成金を差し引いて2万9845ポンド(約418万円)。ホンダEの最上位機種が2万9660ポンド(約415万円)なので、ほぼ同等だ。

やはり最上位グレード同士で比較すると、プジョーe-208の3万975ポンド(約434万円)やミニ・エレクトリックの3万1100ポンド(約435万円)、ヴォグゾール・コルサ-eの3万1160ポンド(約436万円)より安価だ。

MX-30の残価予想は、ホンダやミニのそれを上回るものとなっている。
MX-30の残価予想は、ホンダやミニのそれを上回るものとなっている。

標準装備のレベルはすばらしく、素材の魅力や質感も、欧州車の競合モデルに対して見劣りしない。

ところが、話が航続距離となると、先に挙げた競合車ばかりか、クロスオーバー系のモデルにも歯が立たない。35.5kWhのバッテリーで走行できる距離は、WLTPモードで200kmにとどまる。PSAの2台は320kmを超えるし、ミニでもMX-30を25kmほど上回る。

テスト時の平均電費は4.7km/kWhで、そこから導き出される現実的な航続距離は166kmに過ぎない。ホンダeは5.0km/kWhで177kmの計算となり、不足を感じたのだが、それ以下というわけだ。

あくまでも短距離移動のコミューターと割り切り、急速充電は40kWにしか対応できないことにも納得して購入したとしても、航続距離の短さがフラストレーションを生む場面はあるはずだ。

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