【カリモク家具でキャンプ】トイファクトリー・バーデン karimoku バージョン2021 その車内は? ジャパンキャンピングカーショー

公開 : 2021.04.14 06:45  更新 : 2021.10.11 11:29

カリモク(karimoku)の家具を豪華にそろえたハイエースのキャンパー。トイファクトリー「バーデン」シリーズの最新作をご紹介しましょう。

バーデンとカリモク 第2弾

text&photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)

博識で経験豊富な熟練スタッフが、最適な1台を提案してくれる人気キャンピングカー専門店「Toy-Factory(トイファクトリー)」。

4月2日〜4日までの日程で、幕張メッセにて開催されたジャパンキャンピングカーショー2021のトイファクトリー・ブースでは、話題のニューモデルである「BADEN karimoku version [2021]」を発表。受注開始となった。

トイファクトリーのバーデン karimoku バージョン [2021](ジャパンキャンピングカーショー2021)。全長×全幅×全高は、5380×1920×2285mm。
トイファクトリーのバーデン karimoku バージョン [2021](ジャパンキャンピングカーショー2021)。全長×全幅×全高は、5380×1920×2285mm。    高桑秀典

トイファクトリー製キャンピングカーのトップセラーモデルであるBADEN(バーデン)は、2020年キャンピングカーオブザイヤー大賞をはじめ、数々のキャンピングカーアワードを獲得してきた充実装備のフラッグシップ。

カリモク家具との初のコラボレーションとなった2019年発売の限定モデル「BADEN Karimoku ver.」は、発売後まもなく完売となったほどの人気モデルとなった。

再びカリモク家具とコラボレーションしたプレミアムモデルの第2弾においても、職人の技が光り、細部に至るまで精密に設計されたファニチャーデザインの中に、カリモク家具ならではのエッセンスがちりばめられ、安らぎの室内空間が構築されている。

コラボモデル その作り込みは?

ちなみに、同じものが1つもない“木”という素材感を大切にしたモノづくりを行っているカリモク家具は、「木を知り、木を愛する家具メーカー」として、1940年に愛知県刈谷市にて創業された老舗の国産家具メーカー。

高い木材加工技術と長年の使用に耐える堅牢性、そして、シンプルながらも飽きのこないデザインに定評がある。

トイファクトリーのバーデン karimoku バージョン [2021](ジャパンキャンピングカーショー2021)。乗車定員は7名、就寝定員は5名となる。
トイファクトリーのバーデン karimoku バージョン [2021](ジャパンキャンピングカーショー2021)。乗車定員は7名、就寝定員は5名となる。    高桑秀典

トイファクトリーとのコラボモデルでは、住宅用よりも高い温度環境にさらされる自動車用家具として多くのテストを行い、耐久性を確かめた安心の素材で、高品質かつ木目の美しいナラ材(オーク)を主に使用している。

あたたかな暖色の照明に心地よく合う家具色として、室内空間を開放的に演出するブラウン&ナチュラルの2トーン仕様だ。

各家具は曲線を基調とし、エッジや張り出しを極力抑え、車内空間でも安らぎを得られる丸みを帯びた設計となっている。

また、上部収納の持ち手は、握りやすいエルゴノミック・デザインを採用している点もポイントとなる。

撮影車両の装備/価格

家具製作時の接着剤や塗料には、人体への影響が少ない最高クラスのF☆☆☆☆(JIS・JAS規格)を使用している。

そのため、住宅よりも密接に家具に触れることになるキャンピングカーにおいても、安心して過ごすことができる。

トイファクトリーのバーデン karimoku バージョン [2021](ジャパンキャンピングカーショー2021)。ベース車両は、トヨタ・ハイエース・スーパーロングのキャンピングカー特装車(2WD/4WD)で、エンジンは2.7ガソリン/2.8ディーゼルから選べる。
トイファクトリーのバーデン karimoku バージョン [2021](ジャパンキャンピングカーショー2021)。ベース車両は、トヨタ・ハイエース・スーパーロングのキャンピングカー特装車(2WD/4WD)で、エンジンは2.7ガソリン/2.8ディーゼルから選べる。    高桑秀典

シートやベッドのファブリックには、肌さわりが良く、なおかつ耐久性に優れた生地を採用。シートカラーは優しい色づかいのトパーズイエローと、シックで落ち着いた空間を醸し出すサファイアネイビーの2色からチョイス可能だ。

カリモク特別仕様限定装備を列記すると、エアロウインドウ特別カラー、シート&ベッドファブリック、カリモク製ファニチャー、エンブレム、グランデ仕様標準装備のフルエアロウインドウ/FFヒーター/Wサブバッテリーという内容で、税込価格は754万円〜となる。

今回撮影した展示車は、電子レンジやソーラーシステムなどを装備し、税込価格は917万7900円だ。

記事に関わった人々

  • 高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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