トヨタ、インドネシア製セダンを中近東に輸出

公開 : 2014.03.26 15:13  更新 : 2017.06.01 02:13

トヨタのインドネシアにおける車両生産会社であるPT.トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(TMMIN)は、ヴィオスの中近東への輸出を開始し、3月26日に、同社のカラワン第2工場にて輸出式典を実施した。

ヴィオスは、トヨタのインドネシア製セダンとしては初の輸出モデルであり、昨年12月にシンガポール、ブルネイへの輸出を開始、このたび、アセアン域外の中近東に輸出先を拡大した。新たな輸出国は、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ヨルダン、レバノン、イエメンで、輸出総台数は、当面は1,000台/月、将来的には3,000台/月を目指す。

TMMINの野波社長は、従業員への感謝を表明し「インドネシアの7,600名以上のチームメンバーが強い意思を持って努力を重ねた結果、ついにこの新たな歴史を祝うに至った。今日は、我々メンバー全員にとって、とても感慨深い日だ」とコメント。

また、トヨタの福井常務役員は、「トヨタは、インドネシアを主要なグローバル生産/供給拠点と位置付けている。本日、トヨタ初となる中近東へのセダン輸出を開始することを大変誇らしく思う」と述べた。

昨年、トヨタは、インドネシアから完成車118,000台を、アジア、アフリカ、中南米、中近東の70以上の国に輸出しており、インドネシアからの完成車輸出全体の70%以上を占めている。

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