【インテグラやカウンタックの名も】最近ブーム? ブランク経て復活した名車10選

公開 : 2021.08.20 05:45  更新 : 2021.10.09 23:41

「インテグラ」や「カウンタック」の名が時を経て復活。ブランクを経てよみがえった名車を紹介します。

復活その1 ランボルギーニカウンタック

text:Kenichi Suzuki(鈴木ケンイチ)
editor:Taro Ueno(上野太朗)

2021年8月15日、アメリカにてランボルギーニの新型「カウンタックLPI800-4」が発表された。

1971年に登場した初代「カウンタック」の生誕50周年を記念して生まれた、限定112台の新生モデルだ。

ランボルギーニ・カウンタックLPI800-4
ランボルギーニ・カウンタックLPI800-4

初代の生産終了から約30年ものブランクを空けての復活となった。

新生「カウンタック」の特徴は、初代モデルへのリスペクトにあふれていること。

そのルックスを見れば、誰もが「カウンタック」の直系であることが理解できるだろう。

また、最新モデルは最高出力780psの6.5L V12エンジンに、34psのモーターを備える48Vマイルドハイブリッド仕様。0-100km/h加速は2.8秒、0-200km/hは8.6秒。

最高速度は355km/hという、最新スーパーカーならではの性能を誇る。

復活その2 ホンダ・インテグラ

「カウンタック」の復活と前後する8月13日には、やはりアメリカで大きな復活劇が予告された。

それがホンダの「インテグラ」だ。

アキュラ・インテグラ
アキュラ・インテグラ    アキュラ

2022年にアキュラ・ブランドから「インテグラ」が復活するというのだ。

「インテグラ」は、1985年に流麗なスポーティモデルとして初代モデルが登場。

高性能かつ、スタイルの良い「シビック」の兄貴分として、2000年代まで人気を集めた。

「タイプR」仕様は、モータースポーツ・シーンでも大活躍している。

そんな「インテグラ」が復活となれば約15年ぶりとなる。

まずは、アメリカ市場からの導入になるだろうが、期待の声が大きければ、日本での販売も夢ではない。

復活その3 ダイハツ・ロッキー 

近年の復活モデルで、最大のヒットモデルといえるのが、ダイハツの「ロッキー」だ。

初代の「ロッキー」は1990年から2002年に発売されていた小型クロスカントリーモデルであったが、正直、販売数はそれほどではなかった。

ダイハツ・ロッキー
ダイハツ・ロッキー

しかし、生産終了から17年後の2019年11月に発売された2代目「ロッキー」は違った。

トヨタへOEM供給した「ライズ」、つまり兄弟車が大ヒットしたのだ。

なんと、2019年の上半期(1~6月)の登録車ナンバー1、年間を通しても2位という好成績をおさめた。

ちなみに、ダイハツの「ロッキー」は年間24位だが、作っているのは「ライズ」も「ロッキー」もダイハツ。

「ダイハツの登録車として最も売れた」成功例となったのだ。

記事に関わった人々

  • 鈴木ケンイチ

    Kenichi Suzuki

    1966年生まれ。中学時代は自転車、学生時代はオートバイにのめり込み、アルバイトはバイク便。一般誌/音楽誌でライターになった後も、やはり乗り物好きの本性は変わらず、気づけば自動車関連の仕事が中心に。30代はサーキット走行にのめり込み、ワンメイクレースにも参戦。愛車はマツダ・ロードスター。今の趣味はロードバイクと楽器演奏(ベース)。

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