メルセデス・ベンツSL63 AMGがパワーアップ

公開 : 2014.04.08 21:50  更新 : 2017.06.01 02:13

メルセデス・ベンツは、6月生産のSL63 AMGに搭載される5.5ℓツインターボV8エンジンのパワーを従来の536psから585psにアップすると公表した。このパワーは、現行SL63 AMGよりも59ps、パフォーアンス・パッケージよりも21ps大きい。また、このパワーアップに伴いメカニカル・リミテッド・スリップ・デフも標準装備となる。

またこれと同時にSL400も導入される。これはSL350に変わるモデルで、E400に搭載された3.0ℓツインターボV6ダイレクト・インジェクションが搭載される。パワーは、333ps、48.9kg-mで、Sl350に搭載されるナチュラル・アスピレーションの3.5ℓV6よりも26ps、11.2kg-m大きい。既にメルセデス・ベンツは9速オートマティックをラインナップに加えているが、新しいSL400は7速オートマティックを搭載する。0-100km/hは、SL350よりも0.7秒速い5.2秒。最高速度はリミッターで250km/hだ。このSL400のエンジンはEU6に対応しており、燃費は13.8km/ℓ、CO2排出量は172g/kmだ。

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