【全長5mのキャンパー】トヨタ・カムロードの車中泊 2段ベッドか、開放感重視か

公開 : 2021.08.26 11:15  更新 : 2021.08.26 11:15

キャブコン・キャンピングカーのベースと言えば、トヨタ・カムロード。レイアウトが違う2つのキャンパーを、見比べてみましょう。

ヴォーン・ノイン 2つのレイアウト

執筆/撮影:Hidenori Takakuwa(高桑秀典)

軽キャンからモーターホームまで扱うキャンピングカー・ディーラー、東和モータース販売では、「トヨタ・カムロード」をベースとした国産キャブコンバージョンを販売している。

そのモデル名はヴォーンで、特別グレードのヴォーン・ノインを撮影する機会に恵まれた。

ヴォーン・ノインのサイズは、全長4990×全幅2100×全高2860mm。トヨタ・ダイナのキャンピングカー専用車である「カムロード」をベースにしたキャブコンだ。写真は2段ベッドを装備する「R2Bレイアウト」。
ヴォーン・ノインのサイズは、全長4990×全幅2100×全高2860mm。トヨタ・ダイナのキャンピングカー専用車である「カムロード」をベースにしたキャブコンだ。写真は2段ベッドを装備する「R2Bレイアウト」。    AUTOCAR JAPAN編集部

ノイン(NEUN=ドイツ語の9)は、標準仕様のヴォーンに下記の9つの装備を追加した特別仕様車と考えて欲しい。

1. 家庭用エアコン
2. CTEK高効率充電システム(D250SA+SMARTPASS120)
3. サブバッテリー115A×3個
4. VOTRONICバッテリーコンピューター
5. ソーラーパネル(200W相当)
6. 130Aオルタネーター
7. リモコン式ベンチレーター
8. 電子レンジ
9. 1500Wインバーター

今回はそのヴォーン・ノインの中から、レイアウトが異なる2車種をご紹介しよう。

1つ目は「ノインR2Bレイアウト」で、車体後部に2段ベッドを常設したパッケージ。

車室の中心は、対面シート&補助シートからなるダイネット。その横にキッチンが配置されている。

ダイネットはフラットなベッド(1800×900mm)にすることができ、前席の頭上には3名が眠れるバンクベッド(1800×1850mm)を用意した。

注目の2段ベッドは、寸法が上下ともに1920×800mm。これらを合わせることで就寝定員は6名に。2段ベッドの下のスペースが大きな荷室となっているので、大家族向けのレイアウトと理解しよう。

両側が大きな窓 想像以上の開放感

2つ目は「ノインDCレイアウト」で、ボディ両側の大きな窓が目印。

車室の中心は、対面シート&カウチソファーで構成されたダイネット。左サイドのウインドウが小さい「R2Bレイアウト」よりもずっと開放的な空間で、窓を開け放てば、爽やかな風が吹き抜けるひと時を旅先で過ごせるだろう。

ヴォーン・ノイン「DCレイアウト」のダイネット。ボディ両サイドに大きな窓を備えたのが特徴(キッチンを背にして、車体前方に向かって撮影)。ダイネットは、車体の幅いっぱいに使えるフラットなベッドになる。
ヴォーン・ノイン「DCレイアウト」のダイネット。ボディ両サイドに大きな窓を備えたのが特徴(キッチンを背にして、車体前方に向かって撮影)。ダイネットは、車体の幅いっぱいに使えるフラットなベッドになる。    AUTOCAR JAPAN編集部

2段ベッドがない代わりに、車体後部がキッチンに。エントランスドアの位置も異なり、「DCレイアウト」ではドアを開くと目の前がキッチンだ。

こちらの就寝定員は、バンクベッド(1850×1800mm)と、ダイネットの幅いっぱいに使えるベッド(1930×1800mm)を合わせて、やはり6名となる。

なお、「R2Bレイアウト」「DCレイアウト」ともに、家庭用エアコンが標準装備されている。

ここで知っておきたいのが、前記の9つの装備に含まれていた「D250SA」と「SMARTPASS120」。組み合わせることで、最大140Aの電流に対応し、エアコン使用時のサブバッテリー消費を最小限に抑える。アイドリング中でも家庭用エアコンを“ほぼ使用可能”と説明されている。

また、200W相当のソーラーパネルは、太陽光を利用し自然に充電できるので、長期保管中でもサブバッテリーの状態を良好に保つという。

関連テーマ

人気テーマ

おすすめ記事

 

人気記事

      ×