【登録車の2位に】トヨタ「新型アクア」 9月の販売台数、1.1万台を登録

公開 : 2021.10.06 12:13

新型アクアが、9月の販売台数ランキングで登録車の2位となりました。軽と合わせた順位でも3位に。1万台以上売れています。

2020年同月比で約2倍の売れ行き

執筆:AUTOCAR JAPAN編集部

2021年9月の登録車の新車販売台数について、車名別ランキングが発表された(自販連調べ:速報値)。

今夏フルモデルチェンジされたトヨタアクア新型は、1万1137台を登録し2位にランクイン。

2代目となる新型アクアは、TNGAプラットフォームを採用。バイポーラ構造のニッケル水素電池を世界初搭載するなど注目を集めている。
2代目となる新型アクアは、TNGAプラットフォームを採用。バイポーラ構造のニッケル水素電池を世界初搭載するなど注目を集めている。    トヨタ

首位のヤリスは、ヤリス/ヤリス・クロス/GRヤリスから成るシリーズ合計で1万2696台という結果だから、アクアの好調ぶりがうかがえる。

新型アクアは7月19日に発売され、通月販売の初月となった8月は9442台をセールス。

月販目標台数は、9800台と発表されているから、9月は目標を大きく上回った形で、従来型のモデル末期だった2020年の9月比で、196.2%という好結果を残した。

2021年9月の乗用車ブランド通称名別順位

1位:トヨタ・ヤリス(1万2696台)
2位:トヨタ・アクア(1万1137台)
3位:トヨタ・カローラ(7901台)
4位:トヨタ・アルファード(7444台)
5位:日産ノート(6830台)
6位:日産セレナ(6828台)
7位:ホンダフリード(6139台)
8位:トヨタ・シエンタ(4807台)
9位:ホンダ・ヴェゼル(3901台)
10位:ホンダ・フィット(3730台)

登録車のトップ10を見渡すと、半導体不足に加えて、東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大による部品調達の遅延によって、平時と顔ぶれ・販売数の数値が異なる。

このところトップ10のうち7割ほどをトヨタ車が占めていたが、9月は日産2車種、ホンダ3車種がランクインし、トヨタは5車種に絞られた。

なお新型アクアは、登録車と軽自動車を合わせた車名別ランキングでも、ヤリス、Nボックス(1万1805台)に次ぐ3位に入っている。

関連テーマ

おすすめ記事