ポルシェ356ホリディ・イン長崎 2020+1 パート1 全国から長崎に集合

公開 : 2021.11.16 19:50

ポルシェ356クラブ・オブ・ジャパンが2年ごとに開催する全国規模のイベントが「ポルシェ356ホリディ」。今回は長崎を舞台に趣向を凝らしたプログラムが用意され、メンバーは至福の時を楽しみました。

2020+1ホリディ 1年遅れの開催

撮影:Masanobu Ikenohira(池之平昌信)

 
ポルシェ356をこよなく愛するエンスージァストのためのオーナーズクラブが、1976年8月に設立されたポルシェ356クラブ・オブ・ジャパンだ。

ポルシェの原点である356はグラマラスで人間味あふれるスタイリングと、現代でも通用する優れたパフォーマンスを兼ね備え、愛好家たちを魅きつけてやまない存在となっている。

2020年のポルシェ356ホリディはコロナ禍の影響から1年遅れて長崎で開催された。
2020年のポルシェ356ホリディはコロナ禍の影響から1年遅れて長崎で開催された。    上野和秀

ポルシェ356クラブ・オブ・ジャパンは、ポルシェAGおよびポルシェ・ジャパン株式会社の公認クラブとして積極的に活動している。関東、中部、関西、九州の4支部があり、支部ごとにツーリングや懇親会などのイベントが数多く開かれている。

これらのイベントの頂点に位置するのが2年ごとに開かれる全国規模の「ポルシェ356ホリディ」だ。各支部が持ち回りで担当し、趣向を凝らしたプログラムが用意され参加者を楽しませてくれる人気イベントだ。

2020年の356ホリディは九州支部が担当なのだが、新型コロナ感染症の拡大により見合わせることに。緊急事態宣言が解除されたことから2021年11月6~7日に長崎をベースに1年遅れで開催された。

各地から集結 48台が参加

今回の356ホリディのサブタイトルは「2020+1イン長崎」とされた。毎回参加者を驚かせる九州支部のプロデュースだけに、期待して長崎入りをしたメンバーが多かった。

1日目は長崎市の水辺の森公園に隣接した長崎港を望む三角広場を舞台に行われた。あいにくの雨模様になってしまったが、各地から続々とメンバーが集結し会場は356で埋め尽くされた。

ツーリングにはポルシェ・ジャパンのミハエル・キルシュ社長も参加し、356Aカブリオレで長崎でのドライビングを楽しんだ。
ツーリングにはポルシェ・ジャパンのミハエル・キルシュ社長も参加し、356Aカブリオレで長崎でのドライビングを楽しんだ。    上野和秀

会場ではゼッケン順に並べられ、コンクール・デレガンスの審査が行われた。ポルシェ356のすべてを知るクラブの重鎮による審査は厳しいことで知られ、オリジナル度とコンディションがシビアにチェックされた。

審査車両以外のオーナーは、旧知のメンバーと3年ぶりの再会を喜ぶとともに、雨にもめげずに356談議や近況報告で大いに盛り上がっていた。

ツーリングで長崎の魅力を堪能

ランチを終えてツーリングの出発前に、会場内に設けられた3連続のPC競技にアタック。線踏みを無事こなしたのちにスタート。

今回はポルシェ・ジャパンのミハエル・キルシュ社長もツーリングに参加し、メンバーの厚意により356Aカブリオレでドライビングを楽しむことになった。

ツーリングは雲仙岳を巡る海沿いから峠越までのヴァラエティに富んだルートが用意された。
ツーリングは雲仙岳を巡る海沿いから峠越までのヴァラエティに富んだルートが用意された。    池之平昌信

ツーリングは長崎中心部から県内の名所を巡るルートが組まれた。有明海を横断する堤防道路の絶景を楽しみ、雲仙岳を望んだのちに山を下り雲仙温泉郷を通り雄大な3連ヘアピンを駆け抜けた。

やがて橘湾を望む海沿いの国道を諫早に進んだのち再び長崎に戻り、三角広場で3連続のPC競技をこなして約134kmのツーリングはフィニッシュを迎えた。

ホテルに戻った後はドレスアップしてディナー・パーティへ。ここではポルシェ・ジャパンのミハエル・キルシュ社長からの祝辞が述べられ、ポルシェ本社からのビデオ・メッセージも届いた。

開会のあいさつ、祝辞、乾杯の儀に続いて、日本3大祭りの1つで伝統芸能である長崎くんち「龍踊り」が披露され、その迫力にメンバー達は圧倒されていた。

続いて人気投票とコンクール・デレガンス、PC競技、特別賞の表彰が行われ、オーナー名が読み上げられるとともに歓声が上がった。

最後に次回356ホリディの開催について、担当する中部支部の理事から概要が発表されてお開きとなった。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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