新型スバルWRX S4 全4グレードで登場 試乗で感じたWRX STIへの道のり 

公開 : 2021.11.25 08:05

スバルWRX S4に試乗。アメリカからスタートする新WRXの世界観を解説。WRX STIについても予想します。

WRX 新たなるステージへ

ついに、スバル新型WRX S4(プロトタイプ)の実車に触れることができた。

しかも、サーキットでの全開走行を体験し、そこから新型WRX STIの姿が見えてきた……。

スバルWRX
スバルWRX    スバル

走りの話を深堀りする前に、まずはWRXという商品の現状について整理してみたい。

最新型は新型WRX(北米仕様)として、スバル北米法人であるスバル・オブ・アメリカ(SOA)とスバル本社がそれぞれ、自社ホームページの中で2021年9月10日に車両詳細を発表した。

北米市場では、WRXの2021年モデルが継続販売されており、フルモデルチェンジとなる新型車はアメリカでの2022年モデルとして発売が始まる。

一方、日本市場でWRXという名称は、WRX S4とWRX STIという2系統存在してきたが、新型への移行を踏まえて一時的にスバル本社のホームページ上のモデルラインナップから姿を消していた。

それが2021年9月30日、ティザー動画第1弾が公開された。

「WRXのDNA、新たなるステージへ」と題して、ニュル24時間耐久レースやラリー競技などモータースポーツをバックシーンとして、ワインディング路を快走する新型WRX S4の姿が映し出された。

そのクルマには、STIのロゴがチラリと見えたが、これはSTIスポーツのことだという予測がついた。

だが、今回試乗したWRX S4の実車は、WRXスポーツRという新たなるステージに進化していた。

WRXは4グレードで登場

今回試乗は千葉県袖ケ浦市にある袖ケ浦フォレストレースウェイでおこなわれた。

近年、スバルはここでメディア向けの新型試乗会をおこなう機会が増えており、筆者としても2代目レヴォーグや新型BRZをこの地で体感してきた。

スバルWRX
スバルWRX    スバル

さて、今回の試乗は、WRX S4 STIスポーツR EX、WRX S4 GT-H EX、レヴォーグSTIスポーツR EX、そして先代のWRX S4 STIスポーツという4台の乗り比べだ。

スバルファンやSTIファンは認識しているとは思うが、ここであらためてSTIスポーツというグレードについて説明したいと思う。

株式会社SUBARU(正式名称)の100%子会社でモータースポーツ関連事業、コンプリートカーの開発、スバルオフィシャルの用品開発を手掛ける企業がスバルテクニカインターナショナル(STI)である。

そして、STI商品開発部とスバル商品開発本部が共同開発する、スバル車のスポーツ「グレード」の1つがSTIスポーツだ。

ここに今回から、STIスポーツRというグレードが加わったことになる。

2代目レヴォーグについては、STIスポーツ(次世代アイサイト搭載)とSTIスポーツEX(アイサイトX搭載)としており、ここにSTIスポーツR(およびEX)が加わる。

一方で、新型WRX S4については、WRX S4 STIスポーツ(およびEX)の設定はなく、WRX S4 STIスポーツR(およびEX)とWRX S4 GT-H (およびEX)の4グレードとなる模様だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    桃田健史

    Kenji Momota

    過去40数年間の飛行機移動距離はざっと世界150周。量産車の企画/開発/実験/マーケティングなど様々な実務を経験。モータースポーツ領域でもアメリカを拠点に長年活動。昔は愛車のフルサイズピックトラックで1日1600㎞移動は当たり前だったが最近は長距離だと腰が痛く……。将来は80年代に取得した双発飛行機免許使って「空飛ぶクルマ」で移動?
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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