ホンダ、アクティっぽい自律移動モビリティ「オートノマス・ワーク・ビークル」 米で展示

公開 : 2022.01.23 06:45

アメリカン・ホンダモーターは、「ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークル」を米の見本市で展示しました。

ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークルとは?

ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、アタッチメントを取り付けることでさまざまな用途に活用できるプラットフォーム型自律移動モビリティの実験用車両「ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークル(以下、ホンダAWV)」を、2022年1月18日~1月20日まで米国ラスベガスでおこなわれた建設資材/建設機器の見本市「World of Concrete 2022」で披露したと発表した。

ホンダAWVは、CES 2018に出展したプラットフォーム型ロボティクスデバイス「3E-D18」のコンセプトを基に開発された、頑丈で耐久性の高い電動モビリティ。デザインはホンダの軽トラック「アクティ」をどこか彷彿とさせるものとなっている。

ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークル
ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークル

GPSによる位置情報、レーダーやライダーによる障害物検知機能、その他のセンサー類を駆使して自律的に走行。

アタッチメントやツールの追加で、運搬をはじめ、さまざまな作業に活用できるプラットフォームになっている。

2021年11月には今回展示したホンダAWVを使用し、建設会社ブラック・アンド・ビーチ社と共同で、ニューメキシコ州の大規模太陽光発電施設の建設現場にて実証実験をおこなった。

1か月にわたる実証実験で、機材の牽引や建設資材、水などの物資を作業現場内のあらかじめ設定した目的地まで運ぶなど、さまざまな作業の検証を実施。

ホンダは、これからも米国での実証実験を通じて、ホンダAWVを進化させていくとコメントした。

ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークルの詳細

全長:9フィート6インチ(約290cm)
全高:4フィート8インチ(約142cm)
全幅:4フィート11インチ(約150cm)
車両重量:721kg
最大積載量:399kg
最大牽引重量:750kg(トレーラー重量を含む)
最小回転半径:3.9m
最大積載時の航続距離:最大45km(使用条件により異なる)
充電時間:最大6時間(120V)

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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