カーナビと何が違う? パイオニアが発表「NP1」 音声ナビ/ドラレコ機能、1台で

公開 : 2022.03.21 14:32

パイオニア「NP1」は、こんな小さなボディに、音声ナビ、クラウドドライブレコーダー、クルマWi-Fi機能を詰め込みました。詳しく見てみましょう。

そもそも、ブランドが今までと違う

執筆:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)

パイオニアが2月に発表した車載機器が「NP1(エヌピーワン)」だ。市販モデルではあるものの、おなじみのカロッツェリア・ブランドではなく、パイオニア・ブランドの商品となる。

ルックスは写真を見てわかるように、ドライブレコーダーによく似ている。

 「NP1」は手の平に載るサイズ。これで音声ナビ、ドラレコ機能、(別途契約すれば)クルマWi-Fiに対応する。
「NP1」は手の平に載るサイズ。これで音声ナビ、ドラレコ機能、(別途契約すれば)クルマWi-Fiに対応する。    パイオニア

サイズは118×36×93mmと手のひらに載る程度で、2つのカメラ、GPS、Gセンサー、通信モジュール、スピーカー、マイクなどを内蔵。

通信を介してクラウドへとアクセスし、ドライブに役立つさまざまな機能を実現する今までにないスタイルだ。パイオニアでは「会話するドライビングパートナー」と呼ぶ。

主要な機能となるのは「スマート音声ナビ」。

一般的なカーナビではタッチパネルによって各種の操作を行い、音声・画面表示によってガイドを行うわけだが、NP1では操作もガイドも音声になる。

そのため運転中にも利用することができ、前方から視線をそらす必要もない。運転に慣れていない人でも安全に扱える。

操作感としては家庭に普及が進んでいるスマートスピーカーに似ている。順に対話をしていけば希望の操作が行えるのだ。

音声案内を体験「突き当たりを右です」

たとえば、目的地設定をしてみると、カーナビの違いがよく分かる。

「エヌピーワン、東京タワ―に行きたい」と話しかけると、「直線距離で20kmの位置に東京タワーが見つかりました。ここに行きますか?」と答えるので、「はい」と言えばすぐにルート探索を行い、案内が始まる。

メルセデス・ベンツGクラスに搭載した「NP1」
メルセデス・ベンツGクラスに搭載した「NP1」    パイオニア

飲食店の検索についてはグルメサイトRettyとの連携でクチコミ評価による絞り込みができ、評価の高い順にリストアップしてくれる。

そしてルート案内中には近くの観光名所を知らせてくれ、目的地に駐車場がない場合には目的地に距離が近づくと周辺の駐車場を検索するかどうかを聞いてくるのも親切だ。

音声案内については「突き当たりを右です」、「右寄りの車線がオススメです」、「3分程度道なりです」といった従来のカーナビには見られない助手席の人が案内するような表現。

音声だけで迷わず目的地に到着できるよう、非常にきめ細かくわかりやすい。

とはいえ、音声だけでは心もとない人のためにはスマホ画面上にルートガイド情報が表示される無料専用アプリ(iOS用、Android用あり)、「My NP1」も用意されており併用も可能だ。

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