三菱ふそう、大型観光バス「エアロクィーン/エアロエース」リコール届出

公開 : 2022.04.19 11:05

三菱ふそうは、エアロクィーン、エアロエース計1010台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。

スイングドアハーネスの不具合

三菱ふそうは、2022年4月12日付で、エアロクィーン(2019年4月5日~2021年9月27日製造)、エアロエース(2019年4月3日~2021年7月21日製造)計1010台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、大型観光バスにおいて、スイングドア下側ハーネスの配策が不適切なため、ドア開閉時に当該ハーネスが周辺部品と干渉して過度の屈曲が生じる場合がある。

エアロクィーン(2019年4月5日~2021年9月27日製造)、エアロエース(2019年4月3日~2021年7月21日製造)が対象
エアロクィーン(2019年4月5日~2021年9月27日製造)、エアロエース(2019年4月3日~2021年7月21日製造)が対象    三菱ふそう

そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ハーネス内の配線が断線して電装品(パイロットランプ、サイドターンランプ、ドアガラス熱線ヒータ)が作動不良となり、最悪の場合、異臭・発煙が生じるおそれがあるという。

市場からの情報提供により発覚。不具合は10件確認されている。なお、これによる事故の発生は確認されていない。

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