フェラーリ296 詳細データテスト 魅力的なサウンド 比類なきハンドリング 驚異のパフォーマンス

公開 : 2022.12.31 20:25

使い勝手 ★★★★★★★☆☆☆

インフォテインメント

現行世代のフェラーリは、鮮明な16.0インチ画面が全面をカバーするフルデジタルメーターで、ステアリングホイール越しに隅々まで視認できる。

操作は、ステアリングホイールに設置されたタッチ式パッドを、親指でスワイプして行う。直観性やレスポンスは最高レベルとは言えないが、ナビゲーションやメディア、コミュニケーションのメニューをスクロールするのはやりやすく、すぐに慣れる。

計器盤には16.0インチのディスプレイが用いられ、視認性は上々だ。ステアリングホイールのタッチパッドを用いた、画面の操作はやりやすい。
計器盤には16.0インチのディスプレイが用いられ、視認性は上々だ。ステアリングホイールのタッチパッドを用いた、画面の操作はやりやすい。    LUC LACEY

また、目的地近くで静かに走りたいときに備えて、走行中にバッテリーを充電できるメニューを選択することもできる。ディスプレイ表示は3つのモードから選べる可能が、われわれとしては回転計が真正面に大きく陣取る標準レイアウトがベストだと思う。盤面のカラー変更も可能だ。

英国仕様は、Apple CarPlayが標準装備されるのがありがたい。というのも、過去のフェラーリはこの機能にかなり高いオプション価格を付けていたからだ。ワイヤレス充電も標準装備しているが、Android Autoの設定はない。

燈火類

マトリックスLEDヘッドライトは標準装備だが、自動ハイビームはオプション。クリアに、遠くまで照らしてくれる。

ステアリングとペダル

左ハンドルのテスト車は、ペダルが想像以上に右へオフセットされていたが、問題になることは決してない。ただし、左足ブレーキを使うドライバーは、アルトゥーラのほうが好ましいだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 撮影

    リュク・レーシー

    Luc Lacey

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事