アウディA6/A6アバント/A7スポーツバックにスポーティーな限定車 「ブラックスタイル・プラス」

公開 : 2023.09.21 06:45

アウディはA6/A6アバント/A7スポーツバックに限定の「ブラックスタイル・プラス」を設定しました。外装色にはアウディ・エクスクルーシブカラーであるスズカグレーメタリックを採用、その他オプションも標準装備です。

アウディA6/A6アバント/A7スポーツバック・ブラックスタイル・プラス 各モデル共通の性能

アウディはA6/A6アバント/A7スポーツバックの3モデルに限定の「ブラックスタイル・プラス」を設定し、9月20日より全国のアウディ正規ディーラーを通じて発売すると発表した。

A6/A6アバント/A7スポーツバック

それぞれアウディのプレミアム・アッパーミディアムセダン/ステーションワゴン/4ドアクーペとして、ブランドの中核に位置するモデルであり、そのステータスに相応しく、アウディ・デザインDNAに基づく、優美さとスポーティネスをスタイリッシュに融合したスタイル、最先端のドライバーアシスタンスとセーフティデバイス、そしてデジタル時代にふさわしいインフォテインメントを採用していると語る。

アウディA6/A6アバント/A7スポーツバック ブラックスタイル・プラス
アウディA6/A6アバント/A7スポーツバック ブラックスタイル・プラス

今回の限定車である3モデルのベースは、A6/A6アバント/A7スポーツバックそれぞれ40TDIクアトロ・スポーツだ。2.0L直噴ディーゼルターボエンジン (TDI)を搭載するこのエンジンは、最大出力204ps/3800~4200rpm、最大トルク40.79kg-m/1750~3500rpmを発生する。また、12Vマイルドハイブリッドシステムを搭載し、7速Sトロニック、AWDクラッチを使用する高効率なクワトロ・システムと組み合わせることで、パワフルな加速感とともに環境性能を両立すると言う。

12Vマイルドハイブリッドシステムは従来の電装系用バッテリーに加えて、リチウムイオンバッテリーも搭載する。この2つ目のバッテリーの助けによって、55~160km/hの範囲でエンジンをオフにしたコースティング走行、また22km/h以下でのアイドリングストップを実現するほか、5秒間のエンジンアシスト(最大2kW、6.12kg-m)を行う。通常のスターターモーターより大型のベルト・オルタネーター・スターターのため、エンジン停止から再始動は非常にスムーズというメリットもあり、エコカー減税の対象として、2023年9月現在で環境性能割および重量税が免税となる。

アウディA6/A6アバント/A7スポーツバック・ブラックスタイル・プラス 各モデルの特徴

A6/A6アバント/A7スポーツバック「ブラックスタイル・プラス」のエクステリアカラーには、通常アウディ・エクスクルーシブとして提供されている「スズカグレーメタリック」を採用した。これにより、「ブラック・アウディリングス&ブラックスタイリングパッケージ」とともに、外観を引き締め、スポーティーで洗練されたイメージを高めると発表される。

それぞれの限定モデルには、フロントスポーツシートやマルチファンクション3スポークレザーステアリング等を含むアウディ・スポーツ・レッドコントラストステッチ、サステイナブルかつインテリアの質感をさらに高めるアーティフィシャル・レザーエレメントを特別装備としている。また、いずれも人気の高い「Sラインパッケージ」、「テクノロジーパッケージ」「ブラックアウディリングス&ブラックスタイリングパッケージ」の3つのパッケージオプションのほか、プライバシーガラスを装備。A6/A6アバントには21インチの5Vスポークダイナミックデザイン・グラファイトグレー、A7スポーツバックには5Vアームデザイン・グラファイトグレーのアルミホイールを装備した。限定台数と価格は、A6が30台で962万円/A6アバントが70台で999万円/A7スポーツバックが70台で1077万円となる。

アウディA6/A6アバント/A7スポーツバック ブラックスタイル・プラス
アウディA6/A6アバント/A7スポーツバック ブラックスタイル・プラス

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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