メルセデスAMG S 63 Eパフォーマンス 限定30台の「エディション1」販売開始

公開 : 2023.09.30 09:45  更新 : 2023.11.02 00:54

メルセデス・ベンツはフラッグシップであるメルセデスAMG S 63 Eパフォーマンスにエディション1を設定し、全国30台限定で販売すると発表しました。PHEVとなったS 63の詳細を早速見ていきましょう。

メルセデスAMG S 63 Eパフォーマンス・エディション1 どんな車?

メルセデス・ベンツは、フラッグシップモデルであるSクラスのトップパフォーマンスモデル「メルセデスAMG S 63 Eパフォーマンス・エディション1」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文を10月17日まで受け付けると発表した。顧客への納車は2023年10月以降にて順次予定しており、日本限定数30台を上回る申込みの場合には抽選となる。

今回の「メルセデスAMG S 63 Eパフォーマンス・エディション1」の特徴はS 63 Eパフォーマンスの外装色マヌファクトゥーア・アルペングレー(ソリッド)と随所にブラックアクセントを施し、足元には鍛造の21インチAMGクロススポークアルミホイールとレッドペイントブレーキキャリパーを装備することでエクステリアを引き締めた。また給油口にはAMGロゴ入りフューエルフィラーキャップ(シルバークローム)とエディション1のロゴ入りインドアカーカバーも標準装備し、特別感を演出した点と発表した。

メルセデスAMG S 63 Eパフォーマンス・エディション1
メルセデスAMG S 63 Eパフォーマンス・エディション1

Sクラスでは初めて、垂直ルーバーとセントラルスターグリルを備えたAMG専用フロントグリルを装着し、ボンネット中央、先端のマスコットをシルバークローム/ブラックのAMGエンブレムに置き換えた。またドライビングに集中しながら各種メニュー操作が可能なAMGドライブコントロールスイッチを備えた最新世代のAMGパフォーマンスステアリングホイールを標準装備した。駆動システムにはF1テクノロジーを採用し、4LのV8ツインターボエンジンに交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(13.1kWh)それにAMGのパフォーマンス志向、連続トルク可変配分四輪駆動システムの4マティック+を組み合わせたもので、システム出力802ps/最大システムトルク145.82kg-m以上を発生し、0-100km/h加速は3.3秒と言う。4LのV8ツインターボエンジンは、単体で最高出力612ps/最大トルク91.77kg-mで、尚且つ最大トルクを2500~4500rpmと広い回転域で発生させると述べた。

その他にも4段階に選択が可能な回生ブレーキシステムや、Sクラスに初めて採用されたAMGダイナミックマウント、湿式多板クラッチを搭載したAMGスピードシフトMCT9トランスミッションを採用、足回りにはAMGライドコントロール+のエアサスペンションを標準装備しリア・アクスルステアリングも搭載している。発表されたメーカー希望小売価格(消費税込み)は4040万円となる。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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