スズキ・スペーシア・カスタムTS(2WD)

公開 : 2013.07.26 19:37  更新 : 2017.05.29 18:41

今年3月に登場したスズキ・スペーシアは、ワゴンRをベースとしつつ、車名から想像されるように全高をさらに10cm程度高めることで室内寸法をより広く確保したハイトワゴンである。

今回登場したスペーシア・カスタムは、LEDのポジションランプを内蔵したヘッドライトやスケルトンタイプのフロントグリルなどのカスタム装備を満載したモデルといえる。

ボディは5ドアハッチのみで、エンジンもスペースアと同じく660ccのDOHC、VVT機構付きの3気筒で、自然吸気とターボ版が用意されている。グレード構成はスペーシアが自然吸気のGとX、そして最上級のTという構成であるのに対し、スペーシア・カスタムではそれぞれグレード名の末尾にSの文字が追加されており、GSとXS、そしてTSという3グレード構成となっている。

ギラギラとした雰囲気を漂わせるスペーシア・カスタムとおとなしい女性の買い物グルマといった佇まいを見せるスペーシアが隣り合わせに置かれていると、全く別のクルマに見えるはずである。正面から見て共通している部品はフロントガラスとボンネットのみで、カスタムに採用されているLED内臓のヘッドライトはグリル方面へ鋭く突き出ており、高さのあるフロントバンパーと組み合わさることでより攻撃的な表情を作り出している。

ボディサイドにまわると、サイドシルに追加されたエアロとミラーに内蔵されたウインカー、そしてカスタムTS専用の15インチアルミホイール(GS、XSは14インチ)が目を引く。リヤまわりは上からルーフスポイラー、LEDテールランプ、そして角張った形状のリヤバンパースポイラーがスペーシアとの変更部分となる。軽自動車はもともと規定された寸法ギリギリでデザインされているわけだが、その重箱の隅をつついて、よくこれだけ大きなイメージチェンジができたな、というのが筆者の感想である。これだけ個性が違えば、ショールームで訪れた人が長々と迷うことはないと思われる。

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