ホンダ、新型燃料電池自動車のコンセプトカー発表

2014.11.17

ホンダは、新型の燃料電池自動車(以下、FCV)のコンセプトカー、ホンダFCVコンセプトと、FCVから最大出力9kWのAC出力を可能にする外部給電器のコンセプトモデル、ホンダ・パワーエクスポーター・コンセプトを世界初披露した。

ホンダFCVコンセプトはFCVクラリティの後継モデルとして、さらなる性能向上とコストダウンを目指した次世代FCVのコンセプトカー。新開発の燃料電池スタックは、従来型より33%の小型化を図りながら、出力は100kW以上、出力密度は3.1kW/Lと従来比で約60%の向上を実現。また、70MPaの高圧水素貯蔵タンクを搭載し、700km以上の航続距離を達成。水素タンクの再充填は約3分程度という短時間で完了し、現在のガソリン車と同等の使い勝手が可能になるという。

このコンセプトカーをベースにした新型FCVは、2015年度中に日本での発売を目指し、その後、米国や欧州へ展開していく予定とのこと。

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