特別企画

2016.12.02

アストン マーティンDB11 ーー AUTOCAR編集部が選ぶ2016年の50台

アストン マーティンの “第2世紀計画” の筆頭として今年のジュネーブ・モーターショーで華々しく登場したDB11。前作のDB9が2003年デビューであるから、実に13年ぶりのDBシリーズだ。そのデビューに際してCEOのアンディ・パーマーは、「DB11は、アストン史上で最も大切なモデル」とコメントした。そして、デビューして3日後には既に1,400台の受注をしたというから、如何に期待が大きかったが知れる。

やはりDB11の魅力の第一はそのスタイリングにある。マレク・ライヒマン率いるデザイン・チームは、新しいデザイン言語を導入し、アストン マーティンであることをアピールしつつも、あらゆる部分にこれまでのDBシリーズにはない新鮮味を感じさせことに成功した。というよりも、ただひとこと、これほどまでに美しいという形容が当てはまるクルマは他にはない。

エンジンは、DB9の6.0ℓからダウンサイジング(!)された5.2ℓV12だが、ツインターボを装着したことで、608ps/6500rpm、71.3kg-m/1500-5000rpmのパワー、トルクを発揮している。これに8速のオートマティック・トランスミッションが組み合わせられる。駆動方式はFRだ。

アストン マーティン最強のパワーを持つV12ユニットはもちろんパワー的に不満があろうはずがなく、ターボ・ユニット独特のラグもまったく感じさない。AUTOCAR英国版のテスターは、全身に鳥肌が立つほど速い、と評している。それと共に、強大なるパワーをスムーズにデリバリーしてくれるため、暴力的なフィーリングが皆無なのも素晴らしい。

今までのDBシリーズと大きく異るのは、エンジンがかなり後方にレイアウトされるため、フロント・ヘビーな感じが全くしないこと。常に極めて弱いアンダーステアで、オン・ザ・レールに近い感覚でコーナーをクリアしてくれる。ヴァンキッシュほど路面状況を伝えないステアリングも、GTカーらしい味付けだ。

また、アストン マーティンらしいステッチの入った本革で設えられたインテリアは、キャビンにいること自体をこの上なく愉しいものにしてくれるのも嬉しいところであり、DB11の美点でもある。

AUTOCAR編集部が2016年の50台に選んだワケ

DB11は、新世代のアストン マーティンに相応しい洗練されたグランド・ツーリングだ。素晴らしいスタイリング、優れたシャシー、パワフルなエンジン、そして華麗なインテリア。このDB11の存在は、今年からスタートしたばかりの “第2世紀計画” の成功を十分に予見させてくれる1台である。


▶ 国内初試乗 / アストン マーティンDB11
▶ 海外初試乗 / アストン マーティンDB11
▶ 海外初試乗 / アストン マーティンDB11プロトタイプ

アストン マーティンDB11

●価格:23,800,000円 ●最高速度:322km/h ●0-100km/h加速:3.9秒 ●ボディ・サイズ:4739×1940×1279mm ●車両重量:1770kg ●エンジン:V型12気筒5204ccツインターボ ●最高出力:608ps/6500rpm ●最大トルク:71.3kg-m/1500-5000rpm ●ギアボックス:8速オートマティック ●タイヤ:255/40ZR20 + 295/35ZR20

アストン マーティン・ジャパン http://www.astonmartin.com/ja

 

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