特別企画

2017.05.31

キャデラックATS-V セダン 箱根「ハイパワー」戦線異状あり

気合い系? ギラギラ系? 弱肉強食のカテゴリーで異彩を放つ「キャデラックATS-V」 他とは絶対に違う走りを、緊張感を、箱根で試す。

text:Motohiro Yamazaki(山崎元裕) photo:Hidenori Hanamura(花村英典) [PR企画]
location:箱根ターンパイク

キャデラックATS-V セダン Spec-Bを知る、3つのヒント

V6ツインターボの狂気 470ps / 61.5kg-m

キャデラックのプロダクト・ラインナップの中でも、究極のパフォーマンスをカスタマーに提供するのが、2004年に初代モデルが誕生して以降、常に進化を続ける「Vシリーズ」だ。

VシリーズがそのDNAとするのは、もちろんモータースポーツであり、キャデラックは2017年シーズンも、ピレリ・ワールド・チャレンジに「ATS-V.R」で参戦している。ちなみにこのシリーズには、メルセデスAMGやポルシェ、アウディ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、そしてベントレーやホンダといったメーカーが投じる、最新のGT3マシンもエントリーされているが、キャデラックがこの中においても、戦闘力の高さを強くアピールする存在であることは、モータースポーツのファンには常識でもある。

ヒント1 ギラギラできるパワーユニット

日本でも、コンパクトな「ATS-V」と、ミドルクラスの「CTS-V」の両モデルが導入されているキャデラックのVシリーズだが、今回はその中からATS-Vのドライブを楽しんでみることにした。

フロントに搭載されるエンジンは、3.6ℓのV型6気筒DOHCツインターボで、最高出力は470ps/5800rpm、最大トルクも61.5kg-m/3500rpmと、きわめて刺激的なスペックを誇っている。

ミッションは、こちらも最新世代の8速AT。駆動方式をRWDとしているあたりにも、開発チームの走りに対する情熱というものが感じられる。

また日本仕様には、「Spec-A」と「Spec-B」というふたつのグレードが設定されているが、試乗したモデルは後者。カーボンファイバー製のフロントスプリッター、フードベントトリム、リアデフューザー。コンポジット素材によるブラックロッカーエクステンションとスポイラー。そして18インチ径のポリッシュドフィニッシュ鍛造アルミホイールなどが、このSpec-Bに与えられる専用装備となる。

next pageヒント2 他とは違う “機能美” のセダン