特別企画

2017.06.15

アルファ・ロメオGTV(ナビに見放された愛車) ゴリラ新型でどう変わる?

AUTOCAR齋藤 “秘蔵” の愛車「アルファ・ロメオ・コルセGTV」には、カーナビがない。

ここはひとつポータブルナビでも取り付けようと、パナソニック・ゴリラ新型をセットしてみた。新たにCPUがひとつ追加された新測位システム「Gロケーション」搭載の2017年モデル。進化が実感できそうな東京都内を走ってみよう。

text:Takeshi Naito(内藤毅) photo:Hidenori Hanamura(花村英典) [PR企画]

 

ナビがない。でも、乗りたい「アルファ・ロメオ」

かつては多くの有名メーカーが競い合っていた車載用ポータブルナビ。しかし今では、新車のカーナビ装着率は高まるいっぽうであり、スマホのナビアプリで済まそうとするドライバーも一大勢力を形成し、両者の板挟みに遭って市場は縮小傾向にある。それでもパナソニックがゴリラの新型を毎年リリースし続けるのは、信頼に足るポータブルナビを本当に必要としている、“なくなると困る” ユーザーが確実に存在するからだろう。

具体的に言えば、カーナビのない、もしくは取り付けにくいクルマに乗っていて、なおかつ相応にハイレベルな道案内を求めている人、ということになろうか。まず思い浮かぶのはビジネスカーのユーザーだが、AUTOCAR的視点で考えれば趣味の旧車を複数台持っている人もイメージしやすい。今回AUTOCAR齋藤のGTVを引っ張り出してきたのも、それが典型的な、ナビから見放されたタイプのクルマだからだ。

「ゴリラがあれば、スマホのナビは不要」と、電源を落としてしまい込む齋藤。
会社からの電話に出たくないだけ?

ポータブルナビ以外、選択肢がない……

ティーポ2系のGTVを旧車と呼んでいいのかはともかく、20年前のクルマだけに車内環境はご覧の通り前時代的である。オーディオスペースは1DINサイズで、しかもセンターコンソール最下段のシフトレバー直前にあるから、仮に1DINサイズのインダッシュナビ(もはや中古を探すしかないが)が手に入ったとしても、画面を引き出すことすらできないだろう。こういうクルマで本物のカーナビを使うには、ダッシュボードの上に乗せられるポータブルナビ以外の選択肢はないのである。

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