ジャガーXEとEペイス 無給油1000km走行チャレンジ! インジニウム・ディーゼル、記録は?

2018.07.25

7月13日 午前7時26分 出発

2台のテスト車のうち、XEは、普段わたしが使用しているディーゼルのRスポーツで、既にオドメーターは2万4145kmに達している。

対するEペイスは前述のように、ジャガー・ランドローバー・ジャパンの広報車である。グレードは、発売当初に設定されたファースト・エディションでボディカラーは、カルデラレッドというオレンジがかった赤。走行距離はまだ1205kmというほぼ新車の車両であった。

今回のクルーは、AUTOCAR JAPANの編集長のわたし、若手自動車ライターの大音(おおと)安弘君、読者代表のI君、フォトグラファーの前田惠介君、そして広告部の佐藤悠太君の総計5人であった。

ドライバーはフォト担当を除く4人だから、少なくとも、ひとりが500km程度を運転することになり、それぞれの立場で、走り終わった後、どのような感想を持つかも、楽しみであった。

東名川崎インターそばの出光のスタンドで、燃料を満タンにし、記念撮影をして、いよいよスタート。当然のことながら、モードはECO、そして、エンジン回転数はいかなる時でも2000rpm以下に保ってディーゼル・エンジンの低回転、高トルクな特製を生かすことが大切で、スタート時は、アクセルを踏み込まずに、さっさとギアを上げ、焦らずスムーズにシフトアップさせてゆくことがコツだ。

わたしも含めて、皆、エコに徹したドライビングは初めてなので、最初は試行錯誤でやや緊張しながらスタートする。

いきなり立ちはだかる、御殿場への勾配

東名高速で最初の関門は、大井松田から御殿場までの勾配だ。僅か30.4kmの間で400mあまり高度を上げるから、高速道路としてはかなりの傾斜で、従って、燃費にも大きな影響がある。

しかも、横浜町田インターの近くで2kmの事故渋滞があったこともあり、かなり、数値が悪化するかと思われた。いきなりの試練である。

ひたすら、80-100km/hで、レブカウンターの針とエンジン・サウンドに耳を澄ませながら走り、クルマの流れに遅れることもなく、何とか足柄サービスエリアを通過。この時点での燃費はXEで22.5km/ℓ。

一方のEペイスは、15.1km/ℓであった。Eペイスは、この数値でも、決して悪いものではないが、XEの数値が良すぎるので、同じエンジンでも、重量やボディ形状でこんなに差があるのか、と一同ビックリする。

しかし、この先の新東名では、アップダウンも少なく、かなり改善されることが期待された。実際、結果的に2台とも、この区間が一番悪い燃費だったのである。

因みに、ジャガーの場合、インパネには、指定時からのトータルの燃費が表示され、センターコンソールには、瞬間燃費とその時のドライビング評価が表示されるので、ゲーム感覚でドライビングができて面白い。