ルノー・ラグナに、ドイツ仕込みのオールシーズンタイヤ ファルケン「ユーロウインターHS449」

2018.08.10

ロングドライブで知る、欧州品質

装着してから大阪まで走る機会があった。

路面温度もかなり高くなる夏の日中。ペースの速い夜間。新設の高速道路は走りやすいが、タイヤにとって平易かといえば、そんなことはない。むしろ温度差、歓迎の雨かとさえ思うほど高確率で降る鈴鹿山地の雨。「オールシーズン」と風呂敷を広げたのだから不利だろうと、筆者自身が目こぼししていたところがある。

しかし、琵琶湖を過ぎ、京都の街に差し掛かるあたりで、見くびって申し訳ないと思ってしまった。

トレッドの剛性は高いから、しっかりとコーナリングする。それなのに接地感は「マイルドで心地良い」。ウェット走行時の排水性のポイントは、トレッドセンターの2本の太い溝。

 

ラグナのアシだからではないかと疑う諸兄もいるかもしれない。どこまでもオン・ザ・レール、意識した方に進んでいくステアリング、路面の凹凸に丁寧な対応を見せるアシは確かに秀逸だ。しかし、そのおかげでタイヤが得をすることはないというのがわたしの見解である。

エンジンは2000㏄の4気筒でハンドルは左。購入後、11カ月で1万kmほど走行した。その間に2度のオイル交換と、2万kmに一度の定例儀式とされるATF交換を実施。そして、ファルケンのユーロウインターHS449にタイヤを換えた。

 

例えば、伊勢湾岸道や新名神高速で出会うジャンクションのカーブをなかなか良い速度で走り抜けるのだ。そこまで数百kmも走ってきたオールシーズンタイヤであることを考えると、欧州ブランドならではのハイスピード走行の安定感が、このHS449に確かに受け継がれていると実感する。

もちろん、西日を追いかけるように走った首都高湾岸線の直進性もたいしたもの。

静粛性をもっと売りにしている静かなタイヤは存在するだろう。しかし、障らないのである、耳に。実用車向き、一本でオールマイティ、というこのタイヤの性格を考えると評価に値するポイントではないか。路面の継ぎ目をたたく音も、マイルドに吸収するショックも、実に心地良い。

それにこの夏は、雨の中をラグナで走る機会も多いのだ。

オールシーズンタイヤ EUROWINTER HS449


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