特別企画

2018.08.31

アルピナB5/D5 S/B3 S試乗 究極のスポーツ・サルーンに迫る

AUTOCAR JAPAN sponsored by Nicole Automobiles
text:Motohiro Yamazaki(山崎元裕)
photo:Hidenori Hanamura(花村英典)
location:箱根ターンパイク

もくじ

世界が変わる瞬間
B5試乗 内燃機関の未来
ビターボの実力 解き放つとき
D5 S試乗 混じりけのないトルク
オールラッド 四輪駆動の走り
B3 S試乗 「S」の啓示
走りたいように走れる

世界が変わる瞬間

1999年に、アルピナが当時世界で最も高性能なディーゼル・リムジンとして、D10ビターボをリリースした時、その完成度の高さとは裏腹にある懸念を抱いたことを今でも覚えている。

それはこのD10をひとつのきっかけとして、アルピナが自動車メーカーとして歴史的な成長を遂げるのではないかということ。もちろんそれは経済の常識から考えれば喜ばしいことにほかならないのだが、アルピナというブランドの魅力には希少性というものが確実に存在していた。毎日のように独特なアルピナのデコセットで彩られたモデルとすれ違う生活を、カスタマーが望むことは絶対にあり得ないのだ。

プレミアム・ブランドと希少性の関連性を熟知するアルピナは、したがって必要以上に生産台数を増やすことも望まない。年間の生産台数は1700台前後と考えられているようだから、カスタマーが納車を待つ間には、アルピナが欲しいという感情は、さらに熱望という気持ちに変わるだろう。これもまた、アルピナ・マジックのひとつだ。

アルピナのプロダクションモデルは、当然のことながらBMW車のモデルチェンジとともに進化していくから、第7世代の5シリーズがベースとなるB5とD5の両モデルも、先日フルモデルチェンジが行われている。

まずはアルピナにとって伝統の作ともいえる、ガソリンエンジンを搭載したB5のサルーンモデル、B5ビターボ・リムジン・オールラッドから、そのステアリングを握ることにした。

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