アルピナB5/D5 S/B3 S試乗 究極のスポーツ・サルーンに迫る

2018.08.31

B3 S試乗 「S」の啓示

BMWのF30型3シリーズがフェイスリフトされたことに伴い、アルピナはそれをベースに生産していたB3シリーズをニューモデルのB3 Sに進化させた。

これはアルピナとBMWとの関係において、これまで常に繰り返されてきたこと。アルピナのエンジニアリングスタッフの情熱と野心が、いつまでも尽きない理由のひとつは、そこにあるといっても良いだろう。

ここで紹介するB3 Sビターボは、試乗したリムジンに加えて、日本ではツーリングも揃えた2タイプのボディが、いずれもRWDの駆動方式で導入されている。さらにドイツ本国では各々に4WDのオールラッドが設定される。また日本ではリムジンでのみ左ハンドル仕様が選択できる。

B3 Sのエンジンは、それまでのB3からの改良版と考えて良いだろう。2979ccの排気量には変化はなく、ビターボ、すなわちツインターボのシステムとバルブトロニック、そして直噴システム、冷却システムを改良。

最高出力で440ps/5500-6250rpm、最大トルクでは67.3kg-m/3000-4500rpmが発揮されるようになった。これはB3時代と比較して最高出力では30psが強化された結果となる。

組み合わされるZF製の8速ATも、さらに最適化されている。トルクコンバーターはこのモデルのために専用開発されたもので、高効率とともにシフト時のショック低減など快適性にも配慮。ストップ&スタート機能を搭載したほか、アルピナ伝統の装備ともいえるスイッチトロニックとの組み合わせも、もちろん実現している。

 

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