ベントレーのビジネス、新CEO就任でどうなる? AUTOCAR独占インタビュー

2018.09.14

グループが彼を選び、彼がベントレーを選んだ

フォルクスワーゲンのお偉方との最初の会合について彼はこういう。

「別れた家族のもとに戻るような感じでした」

「グループとは仲良くやれると感じていたのですが、どうしてもビジネスが未完成という感じがしました。わたしで大丈夫なのか不安だったので、急いで昔一緒に働いたことのあるひとたちと会いました。そして大丈夫、うまくいくと確信したんです。とても感動しましたよ」

ホールマークはお偉方との付き合い方も上手だが、必要なときには率直にものを言う。彼は新しい上層部と会い、「何がうまくいって、何が改善を要するのか。これから業務を進めていくにあたってわたしに何を期待しているのか」ということを詳細に話し合った。

グループが彼を選んだのは、フォルクスワーゲン・グループで21年間働いた経験がものを言っていると彼は信じている。英国ポルシェのヘッドを皮切りに、ベントレーで6年働き、米国やアジアで上級職についた。そのすべてで大成功を収めたのだ。

ホールマークは「ブランドへの愛」こそが彼が持ち込んだ最大の強みだと信じている。

「今までずっと商品戦略やブランドのポジショニングの仕事をしてきました」と彼は言う。「自分のことを典型的なベントレーの顧客だとは思っていませんが、わたしは彼らを理解しています。成功とはブランドを通して顧客とつながることです。わたしはそのプロセスが好きなんです」

ここでふたつの重大な疑問が生ずる。

ジャガー・ランドローバーのグループ戦略部長という敵対する視点からベントレーを間近に眺めてどう思ったのか? そして今後ベントレーをどのように変えていこうと考えているのか?

 

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