特別企画

2018.09.28

驚がくの数字で辿る、そして(心地よく)迷いこむ新コンチネンタルGTの小宇宙

第1回:ベントレー・コンチネンタルGT 400kmの旅で探るスポーティとラグジュアリー
第2回:ベントレー、手仕事の驚異 ファクトリーで目の当たりにした「特別」への探求
第3回:2台の「コンチネンタル」に試乗 大きく異なるキャラ、ベントレーの歴史を語る
第4回:ベントレー、意匠のインスピレーションどこから? デザイナー語る過去と未来
第5回:コンチネンタルGTの「レシピ」 ベントレー主要部門のリーダー語る、開発背景
   ― シャシー開発部長編
   ― W12エンジン設計部長編
   ― 電気電子機器部長編
第6回:プロトタイプに試乗 ベントレー新型コンチネンタルGT 偽装の下に見えた希望
第7回:ベントレーのビジネス、新CEO就任でどうなる? AUTOCAR独占インタビュー

 

上記の通り、あらゆる側面からベントレー・コンチネンタルGTの魅力を探究してきた本シリーズも、これが最終回。数字を並べるのは野暮か? その数字が図抜けていれば、そうはあるまい。南陽一浩とともに、新型コンチネンタルGTにまつわる6つの数字を見ていこう。

AUTOCAR JAPAN sponsored by ベントレー・モーターズ・ジャパン
text:Kazuhiro Nanyo(南陽一浩)
photo:Luc Lacey(ルーク・レイシー)

もくじ

あえて、数字で締めくくろう
外装17色×内装15色×ウッド8種
31万675ポイントのステッチ
エンジン組み立てに6.5時間
100万4400kmの試走行距離
40点のパーツがぐるりと回る
全長13kmのワイヤーハーネス

あえて、数字で締めくくろう

現代の最新鋭グランドツアラーとして、欠くところのない、優美なクーペであること、それがつねにコンチネンタルGTに課せられた使命といえる。

エレガントなエクステリア・デザインに、最大4人の大人が快適に長距離移動できる空間とインテリアそしてホルスタリー。さらにもちろん、それらを可能にする動力性能やドライバビリティは、ショファードリブンではない、スポーティなドライバーズカーのそれでなくてはならない。

こうした要件を実現するために採られたソリューションのひとつひとつが、交響楽的にコンチネンタルGTならではのパフォーマンスを奏でる訳だが、それぞれのパートの極度なソフィスティケート具合は、数値スペックに当然、表れる。

逆説的ながら、コンチネンタルRの時代までエンジンの出力すら「必要にして十分」と公式発表しなかったが、ベントレーがもたらすエモーショナル体験を数値で語ることのナンセンスさを、今や数値で測ろうとする方が、逆に明らかになってくるものだ。

シートに腰を落ち着け、そこで長時間を過ごして初めて体感できる質感を、あるいは幸運にもステアリングを握ることができた時の高揚感を、理性の小さな尺度で捉えるための手がかりとなれば幸いだ。

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