特別企画

2018.11.15

平成うまれのクルマ好き その生態は? 広島県の山と海とともに

迫る山肌、海抜800mを駆け上がる

さざなみスカイラインは瀬戸内海に面した海抜数メートルの地点から標高839mの野呂山の山頂付近まで続く全長9kmほどのワインディングロード。地元ではよく知られたドライブコースである。

最初の2kmほどは民家や工場などが点在するが、そこから先は中低速コーナーが絶妙に連なる走り甲斐のある山道となる。

「学生の頃、周囲にはクルマに興味ないから免許は取らないなんてひとが当たり前にいましたね。当時彼らに『クルマのどこが楽しいの?』なんて聞かれると、自分でもうまく説明できなかったんです」

「でもロードスターで山道を走る楽しさを知ってしまったら、クルマのどこが楽しいかなんて説明するだけヤボだってことに気づきました。だから僕が先輩の助手席で影響を受けたように、友達をこのクルマの助手席に乗せてあげました!」

Sさんはもちろん平成生まれ。だからだろうか、ワインディングを走るのが好きと言ってもひと昔前の「走り屋」のような感じとは無縁だ。クルマはタイヤ、ホイールを含めほぼノーマルで、走るペースも比較的ゆったりとしている。

「オープンの状態だと風を直に感じるのでスピード感があるし、マニュアルシフトでエンジンと対話しながら走っていると、ペースを上げなくても充分に楽しめますね」

さざなみスカイラインの道路わきにはたくさんの桜の木が植わっているので、春になったら夜桜ドライブが楽しめるに違いない。もちろん眼下に広がる街や行き交う本船の明かりを眺めながら走るナイトドライブは四季を通じて楽しめる。しかも一気に標高が高まるので、どんどん下がっていく外気温を肌で感じられる新鮮さもある。オープンカー・ドライビングはスピードではなく五感で楽しむものなのである。

「匂いも好きです。僕の故郷は九州なんですが、別府の街に近づいたりすると温泉の匂いが漂ってきて、それだけでいい気分に浸れます」

さざなみスカイラインの終点にある駐車場でSさんがスマホの画面を見せてくれた。「今まで走ってきたさざなみスカイラインが青いラインで表示されています。これは『ドライビングトラッカー』というアプリなんです」

走ったルートを記録できるドライビングトラッカーはポルシェのオフィシャルアプリだ。

「自分が大好きなドライブルートを共有して誰かに知らせることもできますが、僕の場合は知らない土地に行った時にいい道を教えてもらうことの方が多いですね。クルマ好きがお薦めしている道なら間違いないですから。でもこれから訪ねる安芸灘とびしま海道は僕が色々なひとにぜひ知ってもらいたいルートです」

今回のドライブ・ルート


ポルシェオーナのみならず、日本中にいるすべてのスポーツカーユーザーのドライブルートを視覚化。

スマートフォンアプリを起動してドライブするとあなたの走行したルートがマップ上にビジュアライズされる。

自分や全ユーザーのドライブルートはアプリやウェブサイトのマップを通して確認できる。

あなたが走ったルートが、日本の道をより美しく彩り、仲間とその体験を共有することも可能。

アプリケーションをダウンロード
 
 

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