特別企画

2019.01.11

今年は、ルーテシアでスポーツ走行 「R.S.トロフィー アクラポヴィッチ」発売&試乗

+10万円で… 「アクラポヴィッチ」とは

外観ではインテークの一部やリアのディフューザー、ドアハンドル、それにプロテクションモールなどがブラック仕上げになっているのも特徴だ。一目見て、なんとなく凛々しい。ボディ色にはブラン グラシエと呼ばれる白とジョン シリウスMなる黄色の2色があり、それぞれ50台の限定となる。

価格は前者が344万円、後者が359万6600円。カタログモデルのルーテシアR.S.トロフィーは334万円だから、まさしく10万円高いだけ。ルノー・スポールを象徴する黄色ジョン シリウスMが特別塗装色ということで15万6600円高いのも従来通りである。

アクラポヴィッチというと、先代メガーヌR.S.トロフィーに装着されていたことで、ルノー・ファンにはおなじみだろう。モーターサイクル・レースのライダーだったイゴル・アクラポヴィッチ(Igor Akrapovič)が引退後の1992年に設立したスロベニアのエグゾーストシステムのメーカーで、1997年にカワサキに装着されてスーパーバイク(SBK)レースで初優勝を飾った。この年のSBK世界選手権では日本メーカーのすべてが採用しているというから、わが国と大いに縁がある。2000年にはホンダとともにSBK世界選手権初制覇を遂げた。

2004年にはF1のトップチームのひとつに供給し、2012年、アウディに装着されてル・マン24時間耐久レースを初制覇した。2015年には2輪、4輪合わせて100コめの世界選手権タイトルを獲得している。創業当時わずか6人だった従業員はいまや1000人を数えるという。

大手に成長したとはいえ、アクラポヴィッチ製マフラーは下請けに頼ることなく、95%が社内でつくられているという。チタンを使うことが特徴で、オートバイ用でも10万円以上するモノがざらにある。4輪用は2輪用より当然価格が高い。工賃のことまで考えると、ルーテシアR.S.トロフィー アクラポヴィッチはますますもってお得だ。ルノー・ジャポンからのお年玉、といってもよいかもしれない。