特別企画

2019.04.11

100年前のクルマ雑誌 ベントレーをどのように伝えた? 誌面を振り返ってみた

モータースポーツにおける活躍

1921年頃の誌面では、ベントレー3Lのヒルクライムやスピードチャレンジでの活躍や、屋根付きのサルーン・ボディでもパフォーマンスが失われないことが報じられている。

読者からの投書欄には、納車されたベントレーの優れたパフォーマンスに満足しているという声も紹介された。

そして1922年には、ひときわ目を引くベントレーのサイドビューが誌面を飾る。ベントレー3Lのツーリスト・トロフィー仕様、つまりマン島TTレーサーや、さらに空力的なボディをまとったインディアナポリス仕様が登場したのだ。

重心を低めたボディ以外にシャシーはほぼストックのまま、カムの形状や大型のSUキャブレターに換装した以外は、すでに市販車として信頼性を勝ち得ているベントレーが少数のパーツ交換でレースに出られる点を、AUTOCARは強調する。

一方で、ロング・シャシーにサルーン・ボディを架装したベントレー3Lによる、カンタベリーへのツーリング記を掲載されるなど、グランド・ツアラーとしてもベントレーは優秀だった。

いわばベントレー3Lは瞬く間に英国のモータリング・シーンに、自動車の利便性だけでなく、並外れたパフォーマンスと快適性、グランド・ツーリングでの信頼性という、現代にまで通じる価値観を定着させたのだ。

1923年3月23日号には、ひときわ目を引く小さな記述がある。

ル・マンで初めて行われる24時間イベントに、ベントレー3Lがコンペティターとして参戦することが、報じられたのだ。

100年目のベントレー 最新情報を知る

2019年7月10日に創業100周年を迎えるベントレー。記念すべき年ならではのインフォーメーション。

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