特別企画

2019.05.13

よく聞く「ブルートレイン」 一体なに? コンチネンタルGTが末裔 そのワケ

獲得した名声の大きさ

この挑戦は戦前の世の中であっても常軌を逸したものとして扱われ、フランスの自動車工業会はベントレー・モーターズに罰金を科しただけでなく、さらにはパリサロンへの出展禁止を言い渡したのだった。

だがヨーロッパ大陸を代表する豪華列車のスピードを完全に凌駕したベントレーの名声は瞬く間に広がり、それが今日まで続くブランドの格にも繋がっている。

ブルートレインの逸話にはひとつの謎が含まれている。それは当時バーナートが駆ったベントレーについてのものである。

長らくブルートレイン・レースを走ったのはガーニー・ナッティングがクーペタイプのボディを架装したスピード6だと信じられてきたのだが、近年の調査ではレースが行われた時、まだガーニー・ナッティング・クーペはバーナートに納車されていなかったという説が有力になっている。

つまり勝者はバーナートが所有していたもう1台のスピード6であるH.J.ミュリナーの4ドアサルーンだったことになる。

ブルートレインの伝説は21世紀でも生々しく語り継がれ、そしてベントレー・ファンの興味を今日も掻き立てている。

2015年にイギリスのメディアが、GTレーシングのベースモデルであるベントレーGT3-Rを用いて、カンヌからカレーまでのブルートレイン・レースの道程に挑戦している。

この時の結果は驚くべきもので、最新のスピードモデルをもってしても、当時のバーナートとスピード6の記録をわずかに上回る程度に留まったのである。

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オープンエアの解放感をさらなる高みへと誘うコンバーチブルが加わったコンチネンタルGTシリーズをはじめ、最強モデルとしてベンテイガ・スピードが仲間入りしたベンテイガシリーズなど、100年にわたり世界で最も価値のあるグランドツアラーをデザインし、製造してきたベントレーの最新モデルを確かめましょう。

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