ABARTH 124 spider なぜワクワクするのか? 竹岡 圭、ドライブして検証

2019.11.20

街中の交差点ひとつ曲がるだけでも

さて、そのエンジン、できるだけクルマの中心に近づけるように設置されるフロントミドシップ方式が取られ、後輪を駆動するFRレイアウトさが採用されているため、非常にクルマの動きがナチュラルだ。

さらに、対応力の高い機械式LSDが組み込まれているため、直進安定性の高さはもちろん、タイトなコーナリングでもしっかりと前へ前へと進めてくれる。

いやいや、そんな走りはしないから……という向きもあろうが、この気持ちよさは街中の交差点ひとつ曲がるだけでも味わえる。

スッと向きを変えたら、爽快にコーナーを脱出できる。思うように操れるから、結果毎日の安全性にだって貢献しているのだ。

制動力だって抜かりはない。なんとブレンボ製ブレーキが奢られている。少々オーバークオリティに思えるほどだが、日常生活スピード領域でも扱いは難しくない。むしろ安心感の方が高いだろう。

そしてサスペンションは、前:ダブルウィッシュボーン/後:マルチリンク、前後ともにビルシュタイン製ダンパーを装着。一見、マツダ・ロードスターのRSモデルを思い出すかもしれないが、中身はバルブが異なるなど別物である。

もちろん、タイヤも違う。クルマの動きも違う。限界の高さが違うのだ。

さて、もうひとつ女性なら特に気になることがある。

 

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