ABARTH 70周年を記念 スペシャルエディション「695 70thアニヴェルサーリオ」 本場イベントも取材

2019.11.27

AUTOCAR JAPAN sponsored by ABARTH
text:Tomoyuki Shimada(嶋田智之)

もくじ

特別なモデルにのみ冠される「695」の名
注目すべき「695」のディテール
ABARTH 695 乗ることができた!
伊「ABARTH DAYS 2019」を取材

特別なモデルにのみ冠される「695」の名

ABARTHが誕生した年にちなんだ1949台のみの限定車で、世界のどの国でも即時完売となることが予想されていたが、この日本においても合計200台のうちの最初の100台のオーダー受け付けが1日たらずで終了するほどだった。

695 70thアニヴェルサーリオ

フィアット500ベースのABARTHの中で特別なモデルにのみ冠される「695」のネーミング。その最新モデルは、歴代695の中で最も熱心なマニアに刺さる1台といえるかも知れない。

リアフェンダー前方には70周年を記念するエンブレムが奢られる。

その出で立ちの中に、ABARTHの歴史の奥深さを薫らせるストーリーが秘められているのみならず、パフォーマンスを引き上げるための新しい要素も採り入れられているからだ。

まずは絶妙なグリーンのボディ・カラー。ABARTHは1957年にデビューしたヌォーヴァ500のポテンシャルを見抜いて即座にチューニング・キットを開発、翌1958年にはキットを組み込みつつさらにチューンナップを進めたクルマをモンツァに持ち込み、速度記録に挑戦。見事6つの世界記録を打ち立てた。

「フィアット500エラボラツィオーネABARTHレコルド」と名付けられた最初のABARTH 500というべきそのクルマが身にまとっていたのが、このグリーンなのだ。

フィアット500エラボラツィオーネABARTHレコルド

この色が「ヴェルデ・モンツァ1958」と名付けられ、イメージ・カラーとされているのは、先人が築き上げた歴史に対する現在のABARTHのスタッフ達のリスペクトなのだろう。