【おひとりさま、旅へ、海辺へ】V8搭載ベントレー・コンチネンタルGT 先代以上のキレ W12とのうまい棲み分け

2020.07.27

V8とW12 2種類のラインナップ正解は?

旅の帰路には一抹の寂しさが漂うものだが、目的がドライブの場合、まだ楽しみが半分残されている。満タンでスタートしたはずの燃料計はまだ半分近くを指していた。

帰り道のしっとりとしたクルーズの最中も、W12とV8の関係性について考えていた。

V8モデルの方が182.7万円安く、最高出力は85ps控えめで、車重は80kgほど軽い。

燃費はV8の方が優れているが、それでも双方ともリッター8km代に収まっている。

数値的な差は少ないが、とはいえW12モデルのインパクトは強い。

12気筒の緻密なフィーリングはもちろんだが、スロットルのアクションに対して間髪入れずにパワーが溢れ出し、即座に望み通りの速度域に達する動力性能はやはり贅沢の極みといえる。

一方今回の旅では、W12モデルの伸び幅と同じくらいV8モデルの完成度に心打たれた。

自己主張の強いW12と比べると、V8にはシャシー性能を立てる奥ゆかしさがある。その結果として、最高出力550ps、車重2165kgというスペックからは想像できない一体感溢れるスポーティな走りが楽しめるのである。

個人的にはV8モデルのジェントルな性格に一票を投じたい。

とはいえベントレーは英国王室御用達にしてル・マン・ウィナーなので、どちらが正解というものでもないのだが。

弥彦村の田園にて。

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