BODY SHOP TRINITY(トリニティ)
TEL/FAX:045-642-6467
営業時間:10:00〜19:00
定休日:不定休(来店の際は必ず事前にご連絡ください)
クオリティとユーザーの満足のみを追求する
プレミアムカー・オンリーのボディショップ
鈑金塗装職人として質の高い仕事ができる環境と体制を突き詰めてたどり着いたスタイル。トリニティはその真摯な姿勢に共感して、ベントレーやフェラーリ、メルセデスAMGなどのプレミアムカーのオーナーが頼りにするボディショップである。
第三京浜・港北インターのほど近く、通りから少し入った工場棟のもっとも奥にその鈑金塗装工場はある。看板もなく、大きな鉄の扉は閉じられているが、ここがスーパースポーツカーやプレミアムカー専門の鈑金塗装のスペシャルショップ、『ボディショップ・トリニティ』である。
その鉄扉の向こう側には明るくクリーンなファクトリーが広がり、常にベントレーやロールス・ロイス、マセラティにフェラーリ、AMG、アルピナといったプレミアムカーで賑わっている。余裕ある作業スペースの一角に設えられた、真新しい塗装ブースの艶消し黒の外装がとても印象的だ。
この工場をひとりで全てを取り仕切っているのは代表の小平氏。失礼ながら「これほどの工場の主としては若いなぁ」と感じた。しかし話を訊けば、家業が整備工場であったため子供の頃からクルマひと筋で、学業を修めた後すぐにこの業界に入ったという。以来、輸入車ディーラーや鈑金塗装工場などで名だたるプレミアムカーを相手に技術とキャリアを積み重ね、2014年に独立、自らの工場であるトリニティを設立した。
しかしなぜ安定した立場を捨てて独立したのか。「普通は鈑金と塗装は別の職種として分業になっているのですが、高級車の場合その両方を一貫してひとりでじっくり手掛けた方がお客様にご満足いただけるクオリティの仕事ができると確信したんです。」
塗料は欧州の高級車メーカーが指定するSTANDOXを使用しているが、それも作業性の良さよりも発色と仕上がりの良さ、耐久性を重視してのこと。「特にクリアーは乾燥に時間がかかりますが、塗膜が硬くキズに強いので、5年・10年と経過した時の塗装の状態に違いが出ます。効率的とはいえませんが、これもクルマを大事にキレイに乗り続けたいお客様のためには譲れませんね。」
また、鈑金・塗装を手掛ける職人が同時にフロントマンでもあるので、その作業が“何のため”で“どういう利点があるか”を顧客や保険アジャスターに的確に伝えることができるため、結果として満足度の高い仕上がりを提供することができるという。
顧客の満足と仕上がりの美しさをストイックに追求するトリニティ。「当社に敷居の高さを感じられる方もおられるでしょうが、大事な愛車に納得できる仕上がりをご希望でしたら、ぜひお気軽にご相談ください。ご期待に添えると思いますよ」と小平氏。順番を待つことにはなるが、それだけの価値がある仕上がりを約束してくれるだろう。