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ドアの建て付けにもコツがあるのです

鈑金屋いとうの伊藤です。

2ドア車のドアは長くて重いので、長年開閉を繰り返しているうちにどうしても建て付けがずれて“下がって”きます。このクーペ・フィアットもそうでした。

そのような場合はもちろんドアのヒンジ部分を交換・調整してあげるのですが、このクルマのドアヒンジは国産車のように取りつけてから微調整できるような構造になっておらず、ドアをヒンジから抜いてから見当で調整してまたドアを取りつけて確認、ダメだったらまたそれを繰り返す、といった手順が必要となります。

しかし、そのような手順を知らずに調整しようとした結果、ドアを閉めたときに前側が競ってしまい、エッジ部分がフロントフードと接触してキズが入ってしまっています。ドアの建て付けにもコツがあるので、最初から私どもにお任せいただければよかったのですが・・・