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ランフラットタイヤでも、ダメなものはダメ

ステラモータースの山本です。

BMW523dのお客様がタイヤのパンクでご来店されました。左後ろの1本だけでした。走行距離が、まだ1万キロ少々で、他のタイヤは7分ほど山が残っていますので、パンクしたタイヤのみでOKです。

ランフラットタイヤを装着しているのですが、ランフラットとは言えパンクの状態によっては継続走行は危険です。状態によってはと言うとポジティブですが・・・タイヤのど真ん中に、金属片が刺さっていました。裏側まで貫通していて、空気圧を3.2kにしても、少し走ると2.8kまで落ちてしまいます。

ランフラットタイヤは、空気が抜けても「100kmくらいはなんとか走れる」タイヤで、そのまま走り続けることが出来る訳ではありません。
パンクが引き金で事故を起こす可能性を少なくする事が目的なんですね。刺さっていた金属片は長さ2cmほど。横向きに刺さっていたので、パンク修理は難しいです。現在装着の”PIRELLI CINTURATO P7 ★”をご用意させて頂き、交換対応となりました。