極上であるためには・・・
アウトリメッサヴィスコンティの古久根です。
こちらのアルファ156GTAは当社が管理しているGTAの中でも抜群のコンディションを保っている個体です。今回車検でお預かりした際に『エンジンを止めた後にも排ガス臭い』ということでした。このオーナー様のガレージはご自宅とガラス扉で繋がっているという正にガレージライフの世界。しかし、リビングまでその臭いが入り込んでご家族からブーイング! 何とかしなければ!
さっそく確認してみると、どうやら排気ガスというよりもガソリン臭の様な・・・。リヤシートを外しガソリンタンクにアクセスしてみると、お決まりのコレクタータンク上部の吸出し口から盛大にガソリンが漏れています。登録から10年余り、さすがにもたなかったですねぇ〜。こいつはコレクターの中にポンプが内臓されているタイプで、ポンプは問題なくともアッセンで交換になります。
さて問題も解決したし、と思い車外に出ると・・・おや? まだ何か焼けるような臭いが・・・。ボンネットを開けて調べてみると、フロントバンクのタペットカバーパッキンから明確にオイル漏れが。それが直下の触媒に垂れて盛大に臭いを発していたようです(ToT)
先日の極上147もそうでしたが、低走行でも10年も経過すればダメになるパーツもあります。ここで消耗品をきちっと交換しておけば、変わらぬ極上の称号が得られるのです。
アウトリメッサヴィスコンティ
愛知県安城市篠目町竜田108-5
TEL:0566-79-3777 FAX:0566-79-3778
営業時間:10:00~20:00定休日:月曜日・第三・五日曜日
http://www.arvisconti.com E-mail:[email protected]
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