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フロントパイプのクラックで

リアルディレクションの奈良岡です。

エンジンチェックランプが点灯して不調のR56 MINI。原因を探っていくとラムダ(O2)センサーの数値が正常ではありません。センサーが取りつけられているフロントパイプ付近を確認してみると、溶接部分のビードのフチ(いわゆる2番部というヤツですね)にクラックが入って2次エアを吸っている状態になっていました。

このフロントパイプは社外品でしたが、ステンレス製のエグゾーストは素材や溶接の処理によっては割れが生じることがよく見られますね。溶接棒と地金の素材の違いや溶接部の堅さの違い、溶け込み不足などなどがあると、使用過程での熱と振動で割れてしまいます。